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薬剤師の“わ”ニュース(3/30)Vol.136

今回のトピックはこちら

R8年度調剤報酬改定の疑義解釈その1

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R8年度調剤報酬改定の疑義解釈その1

令和8年度調剤報酬改定の疑義解釈が発表されました。

薬局、薬剤師に関係する部分をピックアップします!

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管理薬剤師ベースアップ対象外は当然かも

今、R8年度の改定で一番注目されているのが「ベーズアップ評価料」ではないでしょうか?

賃上げ支援の給付金事業をお合わせて、対象者や金額で迷われている経営者も多いと思います。

令和6年度の改定でも、賃上げに対する引き上げは行われました。

薬局に対して、職員の賃上げを実施することを踏まえて調剤基本料が引き上げられています。

ただし、病院や診療所のように「ベーズアップ評価料」という加算ではなく、報告も必要ありませんでした。

しかしR8年度改定では、しっかりと職員の賃上げに活用して欲しいという国の思いもあり、調剤報酬でも「ベーズアップ評価料」という加算になったと考えられます。

問題はベーズアップ評価料の対象者です。

薬局の事務員は制限なく全員が対象になりますが、薬剤師は40歳未満が対象となります。

年齢については、令和6年度の改定でも発表されていました。

今回問題なのが「管理薬剤師」です。

管理薬剤師は「対象とはならない。」となっています。

管理者に分類されるということでしょう。

医薬品医療機器等法第8条の1では

「薬局の管理者は、・・・その薬局に勤務する薬剤師その他の従業者を監督し、・・・、その他その薬局の業務につき、必要な注意をしなければならない。」

第8条の2では

「薬局の管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その薬局の業務につき、薬局開設者に対し、必要な意見を書面により述べなければならない。」

とあり、管理薬剤師には医薬品医療機器等法において「管理者の義務」が定められており、相応の責任を伴う立場になります。

しかし、チェーン薬局など薬局の出店のために若くして管理薬剤師になったり、管理薬剤師の上にエリアマネージャーや役員がいたりと

管理薬剤師の本来の立場が軽視されているのが現状です。

そのため、管理薬剤師が今回のベーズアップ評価料の対象外になったことに対して、様々な議論が出ていますが、本来の立場から考えると当然なのかもしれません。

とは言っても、現実問題として管理薬剤師のベースアップの有無で、今後の薬局経営に少なからず影響が出そうなのは、経営者の共通の認識だと思います。

またSNS等で騒ぎになりそうですね。

詳しくはこちら
・令和6年度診療報酬改定と賃上げについて~ 今考えていただきたいこと(薬局)~

・令和8年度診療報酬改定について:疑義解釈資料の送付について(その1)


地薬体の実績要件ほぼ変更なし

地域支援・医薬品供給対応体制加算(以下、地薬体加算)の実績要件については、「地域支援体制加算からほとんど変更がないでしょ」というのが国の意見のようです。

上図:地域支援体制加算の実績要件、下図:地薬体加算の実績要件

「服用薬剤調整支援料」がR8年度の要件から外れて名称が変わった要件はありますが、意図や目的はほぼ同じで、実績回数は全く変わりません。

よってR6年度の実績要件をしっかりと取り組めば、名称変更後のR8年度の実績要件とみなして良いということになります。


医療DX加算を算定している薬局は届出不要

今まで頑張ってきたのは何だったんだろうと考える医療DX推進体制整備加算(以下、医療DX加算)。

R8年度改定では、名称が変わり要件であるマイナ保険証利用率は30%以上になります。

現在、医療DX加算は70%で10点、50%で8点、30%で6点となっています。

よって、医療DX加算を算定できている薬局は最低でもマイナ保険証利用率が30%以上のため、R8年度改定に伴う届出は不要になります。

マイナ保険証に関する話題として、健康保険証の廃止に伴う経過措置が3月末までとなっていましたが、7月まで延長になることが発表されました。

「(7月末から)さらに延長することは考えていない」と上野賢一郎厚労相が発表されたそうですが、どうなんでしょうか?

マイナ保険証の使用が嫌な方は資格確認書を使用することができますが、それでは健康保険証と何が違うのでしょうか?

現在のマイナ保険証の利用状況を考えると、マイナ保険証利用率が30%以上で加算を算定できることは薬局にとってはありがたいかもしれませんね。


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薬剤師の“わ”ニュース(3/23)Vol.135

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薬学部の新入生募集停止3学校目

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薬学部の新入生募集停止3学校目

たびたび書いている薬学部・薬科大学の新入生募集停止に関する記事

2025年度からの入学者募集を停止した姫路獨協大学

募集停止はしていないが、入学定員充足率が低く公立化により入学者を増やそうとして、最終的には法人変更で薬学部を存続させた千葉科学大学

薬学部の入学定員を減らして2027年春より新潟科学大学に大学名を変更する新潟薬科大学

2026年度以降の新入生募集を停止する医療創生大学

2027年度から共学化することで薬学部も共学になり武庫川大学になる武庫川女子大学

新入生募集を停止したり、停止はしていないが入学定員充足率の影響で体制変更したりと、様々な大学が対応を余儀なくされていますが

今回、新たな大学が新入生の募集停止を発表しました。

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城西国際大学が学生募集停止

今回、城西国際大学が薬学部医療薬学科の学生募集停止を発表しました。

募集停止は2027年度以降の学生になります。

城西国際大学は、平成に起きた薬学部の新設ラッシュの2004年度に医療薬学科を開設した大学になります。

前出の姫路獨協大学は2006年、医療創生大学はいわき明星大学として2007年に薬学部を新設しています。

新設の薬学部はあまり学生が集まらないようです。

文部科学省が発表している「薬学部における修学状況等」によると

入学者数を入学定員数で割った「入学定員充足率」が、姫路獨協大学は33.3%、医療創生大学は70.0%

そして、今回募集停止を発表した城西国際大学は37.3%となっています。

入学定員充足率だけで判断はできませんが、国立と公立の薬学部は共に100%を超えています。

近年は少子化の影響なのか、入学定員充足率の基準が厳格化していて、充足率が著しく低い場合は、学部新設の不認可・定員削減・改善計画の提出の対応が求められるようです。

他にも入学定員充足率が50%を切っている大学があるので、今後も入学者募集の停止や何らかの対応をしてくる大学が引き続き現れそうです。

詳しくはこちら
・薬学部 医療薬学科 2027年度(令和9年度)以降の学生募集停止について:城西国際大学

・薬学部における修学状況等:2025(令和7)年度調査結果

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