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薬剤師の“わ”ニュース(11/4)Vol.115

今回のトピックはこちら

令和8年診療報酬改定の視点と方向性

第2類医薬品も薬剤師による関与が大切

電子処方箋導入スターターキットは届きましたか?

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(10/27~11/3)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

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令和8年診療報酬改定の視点と方向性

診療報酬改定に向けて年末から本格的に話が進みますが、それに向けて、次回令和8年診療報酬改定の基本方針というものが出ていますのでご紹介します!

まずはこれですね😅

医療機関に対する物価高対策!

世間一般では、賃上げのために商品やサービスの価格が上がっていますが、医療は上げれませんからね😅

毎回の改定で、診療報酬・調剤報酬は下がっていますが、今後ますます上がるであろう物価や人件費に対して、報酬はどうなるのか?

高市総裁が診療報酬や介護報酬に物価高を反映させていくと発言されましたが、薬局は含まれているんですかね😅

患者さんの安全・安心を確保するために評価を行っていく内容なので、今後、おそらく点数が高くなる、または点数が付くであろう項目かと思います。

まずは医療DXですね。

マイナ保険証の利用率基準も厳しくなっていますが、まだ今後も継続して点数は付くだろうと、皆さんも思っておられると思います。

マイナ保険証、電子処方箋などを進める方向に報酬も設定されると思いますので、今から取り組んでおきましょう!
#マイナ保険証の利用率が伸びない…

ずーっと言われていますが「対人業務」の評価についてもあげられています。
#結局、薬局の設備や構造が基準になって、質的な部分については評価されませんが

次に、医療保険制度の安定と持続のために取り組んでいく項目について

「後発医薬品の使用促進」が上げられているので、点数が無くなることは無いと思いますが、現在の評価のままとはいかないと思います。

そして、ここに「OTC類似薬」の文字が入っています。「検討」なので急激に進む感じではないですが、今後進みそうな感じですね🤔

繰り返しになりますが、「医療DX」や「電子処方箋」の活用についてはここでも出ています。

次回の診療報酬改定で、どの程度積極的に取り上げられるのか注目される項目だと思います!

詳しくはこちら
・第120回社会保障審議会医療部会 資料3 令和8年度診療報酬改定の基本方針について


②第2類医薬品も薬剤師による関与が大切

セルフメディケーションやОTC類似薬など、今後、医療保険の持続性の観点から、一般用医薬品購入や自費での医薬品購入などが進むことが予想されます!

なんか急にスイッチОTCが増えた気がします
#私だけかな?

今回、ОTC医薬品販売に関する論文をご紹介します!

ОTC医薬品販売への薬剤師の関与について調査された論文です。
#詳しくは皆さんで読んでくださいね!

この調査は、ОTC医薬品販売に対する薬局薬剤師の相談実態の把握を目的としています。

薬剤師の薬学的判断により、商品が変更になった事例や受診勧奨を行った事例など調査しています。

商品を指名して購入された方の15%において、薬剤師が提案することにより商品が変更されたり受診勧奨が行われたようです。

要指導医薬品や第2類医薬品などリスク区分がありますが、今回の調査において、どのリスク区分において薬学的判断によるОTC医薬品の変更があったと思いますか?🤔

第1類医薬品かなと思ったら、優位に第2類で変更が多かったようです!

ですが、考察にも書かれていますが、要指導や第1類を購入された方は、すでに薬剤師よるアドバイスを受けて自分に合った(問題ない)医薬品を購入された可能性もあります。

よって、第2類が他のリスク区分を比べて薬剤師の関与の必要性が高いことをこの調査で言われているのではありません。

大切なことは、第2類医薬品という薬剤師の関与が無くても購入できる医薬品に関して、今回の調査では

第2類医薬品を指名購入された方の約23%で薬学的判断による商品変更の事例があった。

また禁忌が原因で変更となった事例の約80%が第2類医薬品であったということ事実です。

法改正により、第2類医薬品以降は薬剤師の関与がなくても購入できるようになりました。

現在は第1類に分類されている医薬品であっても、今後リスク区分が見直され、第2類へ変更される可能性があります。

さらに、セルフメディケーションの推進やОTC類似薬制度の導入により、患者がОTC医薬品を手に取る機会は今後ますます増加すると予想されます。

今回の論文は、ОTC医薬品販売に対して、薬剤師の積極的な関与が重要であることを示された調査結果だと思います。

ぜひご一読ください😆

詳しくはこちら
・一般用医薬品販売における薬局薬剤師による相談実態に関する後方視的調査


電子処方箋導入スターターキットは届きましたか?

皆さん、厚生労働省から「電子処方箋導入スターターキット」は届きましたか?

届かない方がいいんですけどね😅

厚生労働省が令和7年10月29日に電子処方箋未導入の薬局に郵送しているようです。

購入に関する目的や意義について書かれていますが

この導入費用30万円は何の金額なんでしょうか?

電子処方箋管理サービスの初期導入(事業額の38.7万円の1/2を補助)に対する費用かと思うのですが・・・🤔

それ以外にも新機能の導入(事業額の25.6万円を上限に1/2を補助)にもお金がかかると思うので、30万円は何の金額?🤔
#新機能:リフィル処方箋、口頭同意による重複投薬等チェック結果閲覧、マイナンバーカードによる電子署名対応、処方箋ID検索、調剤結果ID検索(薬局のみ)

それ以外にも、オンライン資格確認の整備も必要になりますよね?

必要ない薬局もあるかもしれませんが

・医療扶助のオンライン資格確認システム導入の助成(事業額の7.3万円の1/2を補助)

・訪問服薬指導やオンライン服薬指導等におけるモバイル端末等の助成(事業額の17.1万円を上限にその1/2を補助)

補助金や助成金がいつまで継続されるか分からないので、あるうちに導入を検討した方がよさそうです😅

唯一、このページは活用できると思ったので、皆さんもどこかに保存した方が良いと思います!

そして、今回は「Vol.1」ということは続きがあるのか?

詳しくはこちら
・電子処方箋導入スターターキット(薬局向け)


④ ご案内!

薬剤師の“わ”がセミナー開催数100回目を迎えるにあたり、初めて東京でリアル開催します🫶

特別セミナーでは、厚生労働省医政局総務課の太江俊輔 先生をお招きして、少し早いですが診療報酬、調剤報酬の動向などについてお話を伺いたいと思います。

今までリアル開催は大阪だけでしたが、今後、より沢山の薬剤師さんや医療に関わる方との輪を広げるために、関東での開催を決めました!

なかなかお会いできない関東の薬剤師さんとお会いできることを楽しみにしております

ぜひ、ご参加よろしくお願い致します!

薬剤師の“わ”ニュース(10/27)Vol.114

今回のトピックはこちら

緊急避妊薬「ノルレボ」が市販薬が製造販売承認を取得

特別調剤基本料Aとは?

ルールすり抜け敷地内薬局の半分が基本料1算定

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(10/20~10/26)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

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①緊急避妊薬「ノルレボ」が市販薬が製造販売承認を取得

様々なメディアで発表されていますが、緊急避妊薬の「ノルレボ」が市販薬として製造販売承認を取得しました。

販売元は第一三共ヘルスケアになるようで、販売価格については未定ですが、薬局での試験販売の価格が7,000円~9,000円でしたので、その価格を参考にするようです。

緊急避妊薬の「ノルレボ」の市販薬ですが、薬機法改正により新設された「特定要指導医薬品」に分類されます。

2025年の薬機法改正で要指導医薬品のオンライン販売が一部解禁されたことにより、薬剤師による対面での販売・指導が特に必要とされる市販薬の区分として「特定要指導医薬品」が設定されました。

薬局・薬剤師の販売条件などは、「薬剤師の“わ”ニュース Vol.109」をご確認ください🤔

ここからは拡大解釈の妄想です・・・

2024年の調剤報酬改定で地域支援体制加算の施設基準要件に、緊急避妊薬の備蓄、相談対応、調剤供給が求められました。

薬局は「緊急避妊薬」について対応をしなさいよ!というメッセージです。

そして今回、緊急避妊薬の「ノルレボ」が市販薬となりました。

一方で、同じく2024年の調剤報酬改定で地域支援体制加算の要件に48薬効群OTC医薬品の取り扱いが追加されました。

それらを統合した時に、もしかすると緊急避妊薬「ノルレボ」の市販薬の備蓄が、地域支援体制加算で求められる……かもしれません☹️
#知らんけど

ただし、備蓄するだけではなく、相談・販売対応が求められるでしょう。

ご存じだと思いますが、緊急避妊薬「ノルレボ」の市販薬を販売するには、研修を修了しなくてはいけません。

ということで、公益財団法人日本薬剤師研修センターが実施する「緊急避妊薬の調剤及び販売に関する e-ラーニング」が必須になるのかな?と妄想しています😒

詳しくはこちら
・要指導医薬品として指定された医薬品について:事務連絡 令和7年 10 月 20 日


特別調剤基本料Aとは?

中医協において「敷地内薬局」のルールすり抜け・悪用に関して議論されていましたのでご紹介します!

まずその前に敷地内薬局とは?

敷地内薬局はご存じのように、医療機関が敷地内に薬局を誘致して薬局を建てさせるのですが、色々な大人の難しい事情が絡み合い、医療機関と薬局の独立性が問題視されています。

調査では、敷地内薬局の経費のうち、土地や建物の賃貸料が突出して高くなっています。

敷地内薬局を誘致したある滋〇医科大学のコメントでは、「患者の利便性向上と大学職員の福利厚生の一環として…」とありましたが、実際はどうなんでしょうね?
#病院の収益源になっているのでは?

敷地内薬局は、医療機関と薬局の独立性などの観点から、調剤報酬では特別な区分に分類されます。

敷地内薬局の基本料は、敷地内薬局のために創られた「特別調剤基本料A」を算定することになり、以下のような厳しい条件が課せられます。

「調剤基本料の各種加算および薬学管理料に属する項目は算定不可」

「1処方につき7種類以上の内服薬の薬剤料はマイナス10%で算定」

それでも調査では、唯一調剤報酬改定を経ても収益が高くなっている傾向にあり問題視されているようです。
#こんなに厳しくしているのに、なぜ収益が良くなっているんだ~ってことですかね

このような厳しい条件の敷地内薬局において、どのようなルールすり抜け・悪用があるのか、次でご紹介します!

詳しくはこちら
・中央社会保険医療協議会 総会(第622回) 議事次第:個別事項について(その3)(敷地内薬局)


ルールすり抜け敷地内薬局の半分が基本料1算定

今回問題視されたのが、本来は敷地内薬局なので「特別調剤基本料A」の対象だが、例外(ただし書き)をうまく活用して特別調剤基本料A以外を算定している薬局がある、ということです🤔

令和元年の調剤報酬改定時の特別調剤基本料は、「病院敷地内かつ集中率95%超、届出を行っていない」となっていました。敷地内の対象が病院でした。

しかし、令和2年の改定では、「保険医療機関と特別な関係(敷地内)かつ 集中率70%超」となり、敷地内の対象が病院から医療機関(クリニック、診療所含む)になりました。

これにより、例えば従来より病院やクリニックの敷地内にある医療モールは特別調剤基本料Aの対象になってしまします😩

本来の特別調剤基本料(A)の目的は、医療機関が敷地内に薬局を誘致することによる独立性への問題の対応なので、上記の例のように、従来から存続する薬局は対象外という考えでした。

そのため、以下のような文章がただし書きとして追加されました。

ただし、当該保険薬局の所在する建物内に診療所が所在している場合を除く」です。

このただし書きを上手く利用して特別調剤基本料Aからルールすり抜ける薬局が、今回問題になっています。

しかも、このルールすり抜けの薬局の多くが、どの区分の調剤基本料を算定していると思いますか?

半数以上が調剤基本料1を算定しているそうです!😵

ルールすり抜け方法としては、敷地内薬局の2階や3階に医療機関を誘致するんです。

そうすれば、ただし書きの条件に該当する薬局になるという事です。
#ただし、当該保険薬局の所在する建物内に診療所が所在している場合を除く
#賢い!

しかも、処方箋発行率が低い医療機関(例えば歯科)を誘致しているようです。
#薬局運営に影響が出ないように、ただ医療機関を入れたいだけなので
#賢い

今回のこの話について、医療モールが大変なことになるなどのコメントをSNSで見かけますが、なんでなんでしょうか?
#私の理解が足りないかもしれません

ビル型の医療ールの場合は、ただし書きの規定により、特別な関係の有無に関わらず、特別調剤基本料Aに該当しないとなっています。
#モールには「ビレッジ型」と「ビル型」があります。

厚生〇働省の方に少し伺うと「概念を明確化したという感じですかね?」という回答でした。

今回のルールのすり抜けの議論に対して、医療モールは関係ないですよ!ということが言いたいのだと思います。

次回の調剤報酬改定で、このルールのすり抜け・悪用を行う敷地内薬局に対して、何らかの対応がありそうですね!

詳しくはこちら
・中央社会保険医療協議会 総会(第622回) 議事次第:個別事項について(その3)(敷地内薬局)


④ ご案内!

薬剤師の“わ”がセミナー開催数100回目を迎えるにあたり、初めて東京でリアル開催します🫶

特別セミナーでは、厚生労働省医政局総務課の太江俊輔 先生をお招きして、少し早いですが診療報酬、調剤報酬の動向などについてお話を伺いたいと思います。

今までリアル開催は大阪だけでしたが、今後、より沢山の薬剤師さんや医療に関わる方との輪を広げるために、関東での開催を決めました!

なかなかお会いできない関東の薬剤師さんとお会いできることを楽しみにしております

ぜひ、ご参加よろしくお願い致します!