薬剤師の“わ”ニュース(11/26)

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

週一週間(11/19~11/25)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

今回のトピックはこちら

① 利益が出ている薬局の形態は?

② 地域支援体制加算のゆくえ…

③ やっぱり減った!コロナ治療薬の処方率!

① 利益が出ている薬局の形態は?

中医協で「第24回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」というものが出ました。

病院や保険薬局の経営実態を明らかにして、診療報酬改定に関する基礎資料を整備することを目的に調査されています。

要するに、どんな形態の医療機関が儲けているのかを調査するということです。
#恐ろしい

年度別の損益率の状況(下表)

( )内はコロナ補助金を含んだ損益率
【 】内は総損益率

薬局全体でみると、法人の損益率は5.4%と低下しています。
R元年から徐々にですが、減少しています。
表は載せていませんが、少し話題になった一般診療所のR4年度の損益率は8.3%(年々費+1.2%)でした。

上表は、調剤報酬別の損益率です🤔

最も利益が出ているのは、「調剤基本料3ロ」です。
ちなみに「調剤基本料3ロ」 は、 “同一グループで処方箋受付回数が月40万回超かつ 処方箋集中率85%超又は医療機関と不動産賃貸借取引有り”です。

調剤基本料3ロは16点(調剤基本料1は42点)ですが、グループとして取り扱う処方箋枚数が多く、点数が低くても全体では収益が出せるということなんでしょうね
#すごいですね

これらのデータを元に、今後どのように報酬改定が進むのでしょうか…
#厳しくならないでほしい

詳しくはこちら
中央社会保険医療協議会 総会(第567回)議事次第
第24回医療経済実態調査の概要(令和5年 11月24日版)

② 地域支援体制加算のゆくえ…

11月20日に開催された財務省の財政制度等審議会で、令和6年度の予算について話し合われました。

令和6年度の医療・介護・障害のトリプル改定に対する財務省の薬局に対する考えについて、ご紹介したいと思います。
#財務省はいつも厳しい

薬局が関係する内容として2つのキーワードを取り上げます。
1つは「リフィル処方箋」、そしてもう1つは「調剤基本料」です。

「リフィル」に関しては、薬局には追い風の内容だと思います。
ポイントは3点

1.積極的な取組を行う保険者を各種インセンティブ措置により評価

2.薬剤師がリフィル処方箋への切り替えを処方医に提案することを評価する仕組み

3.リフィル処方箋による適正化効果が未達成であることを踏まえ、処方箋料の時限的引下げ

医師会からの反発が強いので難しいとは思いますが、リフィル処方箋がより普及すれば、薬剤師が医療機関や患者さんに貢献できることも幅が広がると思います!

調剤基本料については、結論、「処方せん集中率が高い薬局等については、調剤基本料1の適用範囲等を見直すべきである。」ということです。

そして、地域支援体制加算の見直しについては、「残薬への対応や減薬の提案に係る実績を必須化する、「地域連携薬局」の認定を受けていることを要件化する」です。
#これですねw

「地域連携薬局」の認定要件はさておき😅
「処方せん集中率」については、何らかの変更がありそうですね

詳しくはこちら
財務省 財政制度等審議会(令和6年度予算の編成等に関する建議)

③ やっぱり減った!コロナ治療薬の処方率!

9月10日の薬剤師の“わ”ニュースでも書きましたが、今年の9月末まではコロナウイルスの治療は全額公費負担でしたが、10月1日より自己負担が発生するようになりました。

窓口負担が3割負担の方の9,000円で、、2割は6,000円、1割は3,000円となっています。

薬剤師の皆さんは思ってましたよね?

「こんなにお金がかかるなら、患者さんも薬飲まないよね…」って😅

(上図)読売新聞より

自己負担が始まった今年10月から、ラゲブリオ、パキロビット、ゾコーバの処方率は急落しています。
#思ってたよりは落ちてない?

3薬剤が右肩上がりで処方されていたのに、10月から急落しています。
自己負担が高いので、医師も処方し難いですよね!
コロナの薬以外でも、自己負担額を気にされる方が多いので、コロナの治療薬でも同じだと思います。

間もなく12月になりますが、ここからインフルエンザやコロナの患者さんが増えることも予想されますが、コロナウイルスの治療薬の処方率は増えるのでしょうか?

詳しくはこちら
コロナ飲み薬の処方率、自己負担となった10月から急落…「ゾコーバ」など3種類(11/21 読売新聞)

④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「輪」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

研修認定薬剤師の取得を応援する目的で、毎回、日本薬剤師研修センターの単位が取得できる研修会を企画しています。

薬剤師の“わ” が今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加を頂き、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切になります。

高い参加費を頂いて収益をあげたり、薬剤師の“わ”で何か商品やサービスを販売することは、一切ありません!

ただ純粋に、薬剤師の繋がり「輪」を創ることを目的に活動しています❗️
少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いしたいと思います🙇🏻‍♂️


薬剤師の“わ”ニュース(11/19)

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(11/12~11/18)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

今回のトピックはこちら
① 肥満症治療薬「ウゴービ皮下注」
② 緊急避妊薬の試験的販売スタート
③ 令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査

① 肥満症治療薬「ウゴービ」

肥満症治療薬としてGLP-1受容体作動薬のウゴービが発売されます❗️

GLP-1受容体作動薬と言えば、ダイエットや美容目的で使用されて流通に支障が出ているマンジャロがありますが、今回のウゴービは適応が「肥満症」とのことです。
#マンジャロは適応は2型糖尿病

マンジャロは適応が2型糖尿病でしたが、ダイエットや美容目的での使用が多く、マンジャロが入って来ない状況になりました。

当然、2型糖尿病で薬をもらわれる患者さんもおられます。発注をかけると卸から「どこの医療機関のどの先生からのご処方ですか?」と問い合わせがあるくらい、警戒されていました。

今回のウゴービは適応が「肥満症」なので、ダイエットや美容目的でマンジャロよりダイエットや美容目的で使用されるのでしょうか…

適応が肥満症なので、医療保険で肥満症の薬が使える!とはなりません。
処方されるには条件があります。

高血圧、脂質異常症又は 2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
①BMI が 27kg/m2以上であり、2 つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
②BMI が 35kg/m2以上

肥満に関連する健康障害として、日本肥満学会では、以下の項目をあげています。
①耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)②脂質異常症 ③高血圧 ④高尿酸血症・痛風 ⑤冠動脈疾患 ⑥脳梗塞 ⑦非アルコール性脂肪性肝疾患 ⑧月経異常・不妊 ⑨閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群 ⑩運動器疾患 ⑪肥満関連腎臓病

また、どの医師でも処方できるのではなく処方医の条件があります。

日本循環器学会、日本糖尿病学会、日本内科学会の専門医を有している必要があるようです🤔
#あれ?日本肥満学会の専門医は??

もう間もなく市場されるようですが、どうなるんでしょうかね~

詳しくはこちら
ノボ ノルディスク ファーマ ウゴービ製品情報
日本肥満学会(肥満症の診断基準に必須な健康障害)

② 緊急避妊薬の試験的販売スタート

薬剤師の“わ”ニュース(10/15)でも書いた緊急避妊薬の試験的販売が、11月28日からスタートします。


全国145薬局が試験的販売を行うようで、各都道府県に2〜3店ずつになるようです。
試験販売は2024年3月29日までの予定です。

購入には事前の電話連絡が必要で、試験販売開始時に薬局一覧を日本薬剤師会がウェブサイトで公表するようです。

以前にも書きましたが、薬局の要件や試験運用内容は以下のようになっています!

<販売する薬局の要件>
①研修を受けた薬剤師がいる
②夜間や土日祝日の対応が可能
③近くの産婦人科などと連携できる
④個室があるなどプライバシーが確保できる
の4つの要件があるようです。

<試験運用内容>
①全国計150薬局程度(各都道府県で要件を満たした調剤薬局2〜3店舗)
②販売価格は7千〜9千円
③16歳以上18歳未満は保護者の同伴が必須条件
④16歳未満は試験販売の対象とせず、医療機関などを紹介
⑤研究参加に同意した人にしか販売せず、購入者に状況調査のアンケートを行う

詳しくはこちら
地域の一部薬局における試験的運用について(緊急避妊薬販売に係るモデル的調査研究)

③ 令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査

中医協の総会で「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和5年度調査)の結果について」が発表されました。

その中で「かかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況調査」について、いくつかピックアップしてご紹介します!

この調査の対象は、地域支援体制加算の届出を行っている保険薬局の中から無作為抽出した1,000 施設と、地域支援体制加算の届出を行っていない保険薬局の中から無作為抽出した1,000施設の計2,000施設です。

24時間対応が可能な体制の整備状況

24時間の対応については、自薬局単体で対応している薬局が多く58.7%でした。
周りの薬局と連携するのは、なかなか難しいですよね😅
近隣の薬局と連携して対応している薬局は3.9%でした

24時間電話対応はしています!という薬局がほとんどでしょうか
最近はオンコール対応している薬局もありますよね~すごいです!

今後は求められるようになるんですかね😅


調剤後のフォローアップの実施状況

調剤後のフォローアップの手段については、「電話」が一番多かったです。

LINEやアプリを用いての方法もあるようですが、まだまだ少ないですね

そして「対面」って何?
薬局に来てくれるってこと?

オンライン服薬指導の実施状況

一時期流行ったオンライン服薬指導ですが、今どれくらい実施されているのでしょうか?

全体では46.3%が実施しているようです。
#思っていたより多いな

この結果を細かく見ると
調剤基本料1以外の薬局(チェーン薬局)では、8割~9割でオンライン服薬指導が実施されています。

件数は少ないかもしれませんが、チェーン薬局ではオンライン服薬指導を実施できる体制が整えられているということですよね
#チェーン薬局すごい

色々な調査の結果が載っていますので、ぜひ各自でお読み頂けたらと思います。
リンクも下に載せています!

詳しくはこちら
中央社会保険医療協議会 総会(第563回)議事次第

④最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「輪」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

研修認定薬剤師の取得を応援する目的で、毎回、日本薬剤師研修センターの単位が取得できる研修会を企画しています。

薬剤師の“わ” が今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加を頂き、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切になります。

高い参加費を頂いて収益をあげたり、薬剤師の“わ”で何か商品やサービスを販売することは、一切ありません!

ただ純粋に、薬剤師の繋がり「輪」を創ることを目的に活動しています❗️
少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いしたいと思います🙇🏻‍♂️