薬剤師の“わ”ニュース(7/15)Vol.47

今回のトピックはこちら

① 医療上の必要性とは

選定療養の対象者は?

③ 選定療養における費用の計算方法

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(7/8~7/14)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

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今回は、7月12日は発出された選定療養に関する2つの事務連絡についてご紹介します😃

① 医療上の必要性とは

選定療養が適用される条件としては、①銘柄名処方であって、患者希望により長期収載品を処方・調剤した場合②一般名処方の場合があります。

ただし例外が存在し、その1つとして「医療上の必要性があると認められる場合」があります。

この「医療上の必要性があると認められる場合」について、4つ説明されています😃

1.効能・効果に差異がある

2.治療効果に差異がある

3.後発医薬品へ切り替えないことが推奨されている

4.剤形上の違いがある

1.効能・効果に差異がある

後発医薬品によっては、長期収載品(先発医薬品)と承認された効能・効果が異なることがあります。

そのような場合にあって、医師が先発医薬品を処方する医療上の必要があると判断した場合は、「医療上の必要性があると認められる場合」になるとのこと。

2.治療効果に差異がある

患者さんが後発医薬品を使った際に、副作用や相互作用が起きたり、長期収載品との間で治療効果に差異があると医師が判断した場合に

長期収載品を処方することが医療上の必要があると判断した場合は、「医療上の必要性があると認められる場合」になるとのこと。

これが一番多そうですよね?😅

治療効果に差異がある」って客観性に欠ける気がするのですが…
#所詮こんなもんか

3.後発医薬品へ切り替えないことが推奨されている

各学会のガイドラインにおいて、後発医薬品へ切り替えないことが推奨されている場合、それをふまえて医療上の必要があると判断した場合は、「医療上の必要性があると認められる場合」になるとのこと。

4.剤形上の違いがある

後発医薬品が「飲みにくい」や「(吸湿性により)一包化ができない」など、剤形上の違いで長期収載品を処方することが医療上の必要があると判断した場合は、「医療上の必要性があると認められる場合」になるとのこと。

こちらについては、薬剤師が判断することも考えられます。

疑義照会は必要ありませんが、薬剤の銘柄等については、医療機関に情報提供することとなっています😌
#トレーシングレポート書けますね!

「剤形上の違い」とありますが、単なる剤形の好みは、これに該当しません。

また「使用感」についても、医療上の必要性としては想定していないとあります🤣

詳しくはこちら
・長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その1)


② 選定療養の対象者は?

10月から選定療養が始まりますが、「誰が対象??」ってなっていませんか?🤔

現在、1割負担や3割負担の方は対象になるでしょうが、公費負担の方や乳幼児医療の方はどうなるのか…
#乳幼児のヒルドイド多いでしょ?

対象者についても発表されました。

1.医療保険に加入し、かつ、国の公費負担医療制度により一部負担金が助成等されている患者

2.医療保険に加入し、かつ、こども医療費助成等のいわゆる地方単独の公費負担医療の対象患者

上記の対象者について以下のように回答が出ています。

・医療上必要があると認められる場合は、従来通り保険給付

・患者が長期収載品を希望する場合は選定療養の対象(対象外の者は設けていない)

国の公費負担医療制度の対象となっている患者でも、長期収載品を希望した場合は、他の患者と同様に選定療養の対象となる、とされています。

医療上の必要性」があれば、すでに紹介したように選定療養の対象外となるのでしょうが、どうなるでようかね~😅

詳しくはこちら
・長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その1)


③ 選定療養における費用の計算方法

選定療養が適用されると

「特別の料金」+「(選定療養を除く)保険対象となる費用」が患者負担となります。

既にご存知のように、長期収載品と後発医薬品の価格差の25%が「特別の料金」となり、10月以降患者さんが支払う金額が高くなります。

各社のレセコンが計算してくれると思いますが、計算方法が載っていますのでご紹介します。

計算には、「保険外併用療養費の算出に用いる価格」として公表されている「厚労省マスタ(下表)」を用いて計算します。
#特に特殊な計算ではありません

何度も言いますが、各社のレセコンが自動計算してくれると思いますので問題はないですが

イメージとしては、自己負担割合が低い患者さんの方が、負担額の増加額が大きいということです😵

詳しくはこちら
・長期収載品の処方等又は調剤に係る選定療養における費用の計算方法について


④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「わ」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

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薬剤師の“わ”ニュース(7/8)Vol.46

今回のトピックはこちら

アイン薬局 雑貨店運営フランフランを買収

DX加算!マイナ保険証利用率は何%に?

③ 後発品メーカーの最適数は5社?

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(7/1~7/7)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

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① アイン薬局 雑貨店運営フランフランを買収

調剤薬局のアイン薬局が雑貨店を運営するFranc franc(フランフラン)を買収すると発表しました!

薬局のM&Aなら分かるのですが、雑貨店の買収?ということで、少し疑問に思いました🤔

アイン薬局は調剤薬局事業だけではなく、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルぺ」を展開しています。
#知ってますよね😅

この「アインズ&トルぺ」と「Franc franc」が組むことで、双方の強みを活かしたシナジーが発揮できると発表しています。

シナジー①:クロスマーチャンダイジング

なんかちょっと難しい言葉が出ていますが😅
#クロスマーチャンダイジングってなんや?

アインズ&トルぺとFranc franc、当然取り扱う商品は異なるので、互いの商品を互いに店内に陳列することができます。

それにより、アインズ&トルぺに来たお客はFranc francの商品も購入することができ、顧客満足度や顧客単価の向上が見込まれるとのことです。

シナジー②:戦略的な店舗開発

出店エリアやターゲット(20代~30代)が近いようで、それなら共同で大規模な店舗を出店したり、出店形態のバリエーションを増やしたりなど、、更なるビジネス機会の拡大が図れるだろうとのことです。

詳しくは専門家ではないので分かりませんが😅
#用語も難しい

調剤薬局が畑違いの事業を買収することについては、とても興味があります😆
#保険調剤だけでは、もう難しいのかな

全株式を取得するようで、取得日は8月20日です。

ただ、株式市場は冷ややかに見ているようで😒

7月3日の終値6,120円で引けた後にFranc franc買収の発表があり

7月4日は始値5,750で終値が前日比-567円安の5,553円

そして、7月5日も値を下げて、終値が前日比-178円安の5,375円と2日続落

保険調剤はパイの取り合いで、今後収益を多く伸ばすのは難しいので、今回のように畑違いの会社や事業の買収が増えるのかもしれませんね!
#逆もしかりですが

詳しくはこちら
・株式会社Francfrancの株式取得(子会社化)のお知らせ(2024年07月03日 IRニュース)


② DX加算!マイナ保険証利用率は何%に?

DX加算(医療DX推進体制整備加算)で、現在は要件が求められていない「マイナ保険証の利用率」ですが、今年の10月からは利用率が求められることになります。

では、何%以上の利用率が求められるのか?🤔

薬剤師の“わ”ニュース(6/17)Vol.43で「DX加算!利用状況の調査開始」についてご紹介しましたが

その結果が発表されました。

調査の結果、薬局でのマイナ保険証利用率は、最低が0%で最高が81%でした。
#81%ってどんな薬局なんや!

0~81%とすごい幅がありますが😅

病院も最低0.3%で最高が72%、クリニック(診療所)は最低0.1%で最高が83%と、同じ程度の幅があります。

それで、何%の利用率が求められるの?ということですが

中医協では、「高い基準を設定すべき」という支払側と、「低い基準を設定すべき」という診療側で議論されているようです。

診療側としては、後発医薬品の加算のように、目標とする数値を要件にするべきという意見で、利用率が低い(頑張っていない)病院や薬局にまでが加算の対象になるのはおかしい、というご意見です。
#ごもっともです

診療側は、「医療DXの裾野」を広げるために、加算を取得しやすい環境を整備することが必要。

「地域差が大きい」点を踏まえて検討することが必要と主張しています。

参考資料として、都道府県別の利用実績が報告されています。

30位までしか載っていませんが、下にいくと5%とかあるのでしょうか?

そう考えると、上位と比べておよそ2~3倍の差があります。

DX加算のマイナ保険証利用率の要件は、一体何%になるのか?

詳しくはこちら
・薬剤師の“わ”ニュース(6/17)Vol.43

中央社会保険医療協議会 総会(第591回)議事次第(医療DXの推進にかかる診療報酬上の対応について)


③ 後発品メーカーの最適数は5社?

一体、いつ改善するのか…医薬品の流通

初めの頃は、メーカーの不祥事の対象となった医薬品が限定出荷や出荷停止になりましたが

今では何でもかんでもメーカーの都合で限定出荷や出荷停止になっている気も😒
#薬価が下がるので作りたくないのかな?

そんな状況で、ようやく、ようやく安定供給に向けた動きが始まりました。

非公開の会合だったようですが、厚生労働大臣が後発医薬品企業13社の社長や役員らを厚生労働省内に呼び出したようです。

前から、後発医薬品メーカーの数が多いことが医薬品供給悪化の1つの原因とされており、今回も業界再編について要請されました。

一体、何社が適正と考えているのか?🤔

供給企業数は1成分当たり5社程度が妥当だと発現されたとか…

当たり前になっている医薬品不足ですが、ちょっとひどくなってますよね?

本当に早く改善して欲しいです。

詳しくはこちら
・後発薬企業に業界再編を要請 厚労相、供給不安「異常事態」


④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「わ」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

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