薬剤師の“わ”ニュース(8/13)Vol.51

今回のトピックはこちら

① 調剤済み処方箋すでに5年間保管してますよね?

薬剤師による心不全服薬管理指導の手引き

③ Amazonファーマシー VS ヨヤクスリby楽天 ~2社の違いを比較~

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(8/5~8/11)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

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調剤済み処方箋すでに5年間保管してますよね?

薬剤師法第27条(処方せんの保存)で、「薬局開設者は、当該薬局で調剤済みとなった処方せんを、調剤済みとなつた日から三年間、保存しなければならない。」となっています。

しかし、一部の処方箋は保存期間が5年必要になります🤔
#知ってますよねw

一部の処方箋とは、自立支援医療(育成医療・更正医療)、生活保護、結核、小児慢性特定疾病、難病医療などの公費に関わる処方箋です。

<根拠規定>
指定自立支援医療機関(育成医療・更正医療)療養担当規程(障害者総合支援法)
生活保護法に基づく指定医療機関医療担当規程
感染症指定医療機関医療担当規程(結核予防法)
指定小児慢性特定疾病医療機関療養担当規程(児童福祉法)
難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定医療機関療養担当規程

また、2020年4月1日に行われた改正民法の施行により、調剤報酬請求権が消滅するまでの期間が3年から5年に延長されました。

そして、保険者からの返還請求権等についても3年から5年に延長され、その関係ですでに処方箋を5年間保管している薬局が多いと思います。

そんな状況とは別に、厚生労働省は電子処方箋の普及を後押しする目的で、調剤済みの処方箋の保存期間を5年に延長するようです😆

2025年の通常国会で薬剤師法の改正を目指すようです。

電子処方箋については、以前にブログで紹介した「調剤済み処方箋の保存サービス」で、利用すると5年間電子処方箋管理サービスに保存できます。

すでに調剤済の処方箋を5年間保存している薬局が多いでしょうし、調剤済み処方箋の保存サービスを利用すれば5年間保存されるので、大きく業務に影響は無いと思います。

着々と電子処方箋の運用に向けて進んでいますね~😆

詳しくはこちら
・処方箋の交付等に関連する法令の規定

・処方箋の保存、2年延長 厚労省方針、電子化促す(日経新聞:2024年8月7日)

・薬剤師の“わ”ニュース(6/10)Vol.42:③「調剤済み処方箋の保存サービス」知ってる?

・調剤済み処方箋の保存サービスについて


② 薬剤師による心不全服薬管理指導の手引き

ご存知のように、令和6年度の調剤報酬改定で、「慢性心不全患者の調剤後フォローアップ」の加算が新設されました。

今までは、糖尿病患者(インスリン製剤又はSU剤剤が処方)の調剤後フォローアップにのみ加算が付いていましたが、慢性心不全患者にも拡大されたということです。

皆さん、どれくらい取り組めていますか?😅
#なかなか難しいですよね

今回、慢性心不全患者のフォロアップについて、日本心不全学会と日本薬剤師会が合同で「薬剤師による心不全服薬管理指導の手引き」を作成しました🤔

慢性心不全患者のフォロアップの算定要件には

「心疾患による入院歴のある作用機序が異なる複数の治療薬の処方を受けている慢性心不全患者」とあります。

心不全での入院において、退院直後は再増悪リスクが高く、vulnerable phase(危うい時期)と呼ばれており、フォローアップの多くが、病院からの退院時情報に基づき開始されることが予想されています。

そこで、この第1版では、介入の有効性が高いvulnerable phase(危うい時期)での運用手引きに特化して作成されたようです。

フリーでダウンロードできますので、ぜひ一読して頂きたいと思います。
#詳細は各自でお読みください

詳しくはこちら
・一般社団法人日本心不全学会:薬剤師による心不全服薬管理指導の手引き 第1版


③ Amazonファーマシー VS ヨヤクスリby楽天 ~2社の違いを比較~

Amazonファーマシーが話題になりましたが、Amazonに対抗する日本企業も負けていません!

楽天は、4月から薬局で処方薬の受け取り予約ができるサービス「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を開始していましたが
#知らなかったです!

今回、オンラインで服薬指導を受けた際、薬局へ行かずに処方薬を受け取れる、自宅配送サービスを開始したそうです!

7月末時点で約5,000軒の調剤薬局に対応しているそうです。
#Amazonファーマシーで見た薬局もチラホラ

Amazonファーマシーとの違いは?

1.オンライン診療には非対応

Amazonファーマシーでは、オンライン診療サービスを提供するメドレーの「CLINICS」を利用すれば、「オンライン診療→オンライン服薬指導→自宅で処方薬受け取り」という流れも可能でしたが

楽天では、今のところは医療機関への受診が必要のようです。

2.送料無料

Amazonファーマシーでは、オンライン服薬指導を依頼する薬局によって異なりますが、送料がかかっていました。

楽天では、利用料と送料は無料のようです。

3.医療機関が処方箋を薬局に送る

Amazonファーマシーでは、電子処方箋を取得する必要がありましたが

楽天では、医療機関に説明して、医療機関から薬局へ処方箋を送ってもらうようです。
#どこの医療機関でも送ってくれるの?

もし、処方箋を患者さんが受け取った場合は、患者さん自身が処方箋を送る必要があるようです。

こう見ると、Amazonは電子処方箋が普及した未来を見据えて取り組んでいるようですが、楽天は目先の処方箋獲得に動いているように見えますね😅

今回リリースした仕組みは、4月にリリースした「処方薬の受け取り予約」などのサービスの延長線上のサービス感があり、Amazonファーマシーが出たので、慌てて発表した感が少しありそうな…
#あくまで個人的な意見です

詳しくはこちら
・薬剤師の“わ”ニュース(7/29)Vol.49:① 黒船到来!Amazonファーマシー

・【ヨヤクスリ】楽天グループが提供する薬局検索・予約サービス


④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「わ」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

毎回のセミナーでは、日本薬剤師研修センター(PECS)の単位を取得していただけます😃

多くの方にセミナーや交流会にご参加いただくことが私たちの活動の源になりますので、ぜひ、研修会や交流会、オンラインセミナーのご参加をよろしくお願いします😆

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