薬剤師の“わ”ニュース(9/29)Vol.110

今回のトピックはこちら

マイナンバーカードで過剰受診防止

薬剤師1人が1時間の在宅業務で得る収益は4,715円

調剤薬局の倒産件数は過去2番目

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(9/22~9/27)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

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①マイナンバーカードで過剰受診防止

ようやくスタートするのかという感想ですが😅

マイナンバーカードを活用した医療情報の取得メリットの1つに、リアルタイムで患者さんの服用薬を知れることがあります。

それにより、医師は処方時に服用薬を確認でき、薬局でも重複投与を確認することができます。
#そのために、薬局での重複チェックの点数が指摘されていますが…

また、今までずっと問題となっていた生活保護受給者の過剰受診も防ぐこともできます。

今回、厚生労働省がマイナンバーカードを活用して、この過剰受診の防止に取り組むことが発表されました!

診察代が無料なので過剰に受診したり、どちらかというと診察よりも薬が欲しいので、過剰に受診して処方箋を得ているケースがみられます。

今まではレセプトを確認して過剰受診の指導を実施するまでに2ヶ月かかっていたようで、指導が十分にてきなかったということですが
#2ヶ月かかろうが発覚したら指導したら良いのでは?
#2ヶ月かかるから指導が不十分とか関係ないやろ?
#レセプトの減点や取り消しは何か月後でもしてくるのに?

リアルタイム過剰受診が把握できたら指導できるようになるんですかね?

当日に指導しようが、2か月後に指導しようがあまり関係ない気もするのですが…

記事を一部抜粋

厚労省によると23年に同じ医療機関を月15回以上受診した「過剰受診」の疑いがあり、福祉事務所が指導した受給者は1,800人だった。
#月に15回って

このうち52%にあたる943人は実態把握から3カ月後に受診が月14回以下となる「改善」の効果があった。同省は指導までの期間の短縮によりさらなる効果を期待する。
#改善ではなくて、止めさせれないの?
#止めさせれないなら、リアルタイムで把握しても意味ないのでは?

ただ、この過剰受診で恩恵を受けていた医療機関・薬局もあるでしょうから、そういった医療機関・薬局は影響を受けるかもしれませんね🤔

詳しくはこちら
・生活保護者の過剰受診、マイナで捕捉 厚労省がシステム改修補助(日経新聞:2025年9月24日)


薬剤師1人が1時間の在宅業務で得る収益は4,715円

次回の診療報酬(調剤報酬)改定に向けて、関係団体が様々なデータや要望を出しています。

今回、Npha(日本保険薬局協会)が、個人在宅の実態について「2026年度改定における在宅業務に係る要望事項」というデータを公表していましたのでご紹介します。
#詳細は各自でご確認下さい😆

・個人宅1訪問にかかる在宅業務の各作業時間

1件の訪問に対する作業時間として98分と報告しています!

事務連絡、調剤業務、移動、報告書作成など、1件の訪問の始まりから終わりまでの時間として98分です。

別の厚生労働省の調査では、外来調剤の時間が12分41秒と報告されており、在宅訪問1件は外来調剤の8倍時間を要すると報告しています。

・在宅業務における収益状況

在宅業務の収益状況

調査では、薬剤師1人が1時間の在宅業務で得る収益は4,715円としています。

一方、薬剤師1人の1時間換算した給与費は4,890円としています。

「人件費+法定福利費」となっていますが…高くないですか?😅

年収600万円で年間労働時間2,080時間、法定福利費30%(労使合計)として、2,704円なので、高くても3,000円

4,890円の内訳が書いていないのですが、本部などで働いている方も含めての人件費でしょうかね?
#4,890円とすると、上の計算では年収7,824,000円になりますね

「薬剤師1人の1時間換算した給与費」を低く見積もる必要はないですが、どういう計算なのか教えて欲しいです。
#どこかには書いているのかな🤔

詳しくはこちら
・2026年度改定における在宅業務に係る要望事項:一般社団法人 日本保険薬局協会


③調剤薬局の倒産件数は過去2番目

東京商工リサーチが、2025年1~8月の「調剤薬局」の倒産状況について報告していたのでご紹介します。

2025年1~8月の「調剤薬局」の倒産件数は20件でした。

過去2番目(21年、24年は22件)に多いということで、今後、年間初の30件台に届くのではと言われています。

大手薬局はご存じのように、積極的なМ&Aを進めて業績を伸ばしていますが、小規模薬局は人財確保や賃上げなどで苦しんでいるようです😅
#他人事ではない

ただ、今は小規模だけではなく中堅規模の薬局も倒産しているようです🤔

全然知らない会社ですが

主な倒産として紹介されているのが、首都圏でグループ全体として約30店舗の薬局を運営していたシティ・メディカル・ホールディングス(関連会社3社)で、会社更生手続開始決定を受けたようです。
#30店舗は大きいよね

自民党総裁選候補の高市さんが診療報酬を引き上げると発言されているようですが、基本的には下げられる流れにあり、それなのに待遇改善や最低賃金のアップと薬局業界には厳しい状況が続きます。

また、新規参入やドラックストアも調剤事業を拡大しており、より厳しくなりそうです😅

今後、益々倒産する薬局は増えそうですね…

詳しくはこちら
・「調剤薬局」 中小・零細はリソース不足で苦戦 大手は戦略的M&A、再編で経営基盤を拡大


④ご案内!

薬剤師の“わ”がセミナー開催数100回目を迎えるにあたり、初めて東京でリアル開催します🫶

今までリアル開催は大阪だけでしたが、今後、より沢山の薬剤師さんや医療に関わる方との輪を広げるために、関東での開催を決めました!

なかなかお会いできない関東の薬剤師さんとお会いできることを楽しみにしております😆

ぜひ、ご参加よろしくお願い致します🙇🏻‍♂️

薬剤師の“わ”ニュース(9/22)Vol.109

今回のトピックはこちら

要指導医薬品たる緊急避妊薬を販売する薬剤師・薬局の条件(通知)

新たに4成分のスイッチOTC化が検討

真夏の医薬品の郵送は注意!

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(9/16~9/21)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

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要指導医薬品たる緊急避妊薬を販売する薬剤師・薬局の条件(通知)

緊急避妊薬のスイッチOTC化により、今後、薬局等で要指導医薬品(特定要指導医薬品)として緊急避妊薬が販売できることになりますが、対応できる薬剤師や薬局等の条件について通知で発出されたのでご紹介します。

必ず、詳細は各自でお読み頂くようにお願いします。
#一部抜粋して紹介しています

1.薬剤師が終了すべき研修

緊急避妊薬(要指導医薬品)を販売する薬剤師は所定の研修を修了して、その旨を報告しなければなりません。

①終了すべき研修は公益財団法人日本薬剤師研修センターが実施する「緊急避妊薬の調剤及び販売に関する e-ラーニング」

②上記の研修を終了し販売を希望する薬剤師は報告用ウェブサイトに登録が必要

2.緊急避妊薬(要指導医薬品)を調剤する薬局

①緊急避妊薬の備蓄、プライバシーへの十分な配慮、緊急避妊薬を服用するための飲料水の確保等の体制整備が必要

②調剤等は報告用ウェブサイトに登録された薬剤師が行う

③患者への説明を行う際には、厚生労働省ホームページに掲載している情報提供書等を活用する

3.緊急避妊薬(要指導医薬品)を販売する薬局・薬剤師について

①製造販売業者は以下のⅠ~Ⅲの要件すべてを満たしていることを確認する

Ⅰ.研修終了薬剤師が勤務している
Ⅱ.プライバシー対応、飲料水の確保等の体制整備
Ⅲ.近隣の産婦人科医等との連携体制を構築している

②医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則第14条(医薬品の購入等に関する記録)第3項(使用の期限)及び第4項(数量)に基づき、必要な情報を記録及び保管する(2年間)

③薬剤師のみでの対応が困難な場合に備えるため、販売する地域のワンストップ支援センター等、関係機関の情報を予め把握しておく

4.その他

①研修修了者の異動・退職等により、薬剤師等の一覧に掲載されている情報に変更が生じている場合には、報告用ウェブサイトにより申告するように薬剤師に促すこと

②服用3週間後を目途に産婦人科受診又は妊娠検査薬を実施するよう入念的に需要者に説明する

③服用後等の連携医療機関等からの照会に備え、販売時に使用したチェックシートを需要者から受け取り、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則第14条(医薬品の購入等に関する記録)第3項(使用の期限)及び第4項(数量)に基づく必要な情報」の記録と合わせ、販売から2年間、薬局等において保存すること

④避妊指導等の紹介先としては、地域の実情に応じて、地域の助産院等も含め、必要な紹介先を検討する

詳しくはこちら
・緊急避妊薬を調剤・販売する薬剤師及び販売する薬局・店舗販売業の店舗について

・緊急避妊薬の調剤及び販売に関するe-ラーニング:日本薬剤師研修センター

・報告用ウェブサイト:緊急避妊薬の調剤・販売に係る研修修了薬剤師一覧への登録申請


②新たに4成分のスイッチOTC化が検討

最近、スイッチOTC化する医薬品が多いように感じます🤔

「パリエット®S」、「オメプラールS」、「タケプロン®S」などのPPIが軒並みスイッチ化しました。

また、シアリス(タダラフィル)の市販化が了承され「要指導医薬品」として承認されるということで、話題になっています。

また今回、厚生労働省より4成分についてスイッチOTC化のパブリックコメントの募集が始まっています。

4成分は

ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)

メノエイドコンビパッチ(エストラジオール・酢酸ノルエチステロン)

ロコアテープ(エスフルルビプロフェン)

セレコックス(セレコキシブ)

この成分もスイッチOTC化になるのか~と思う医薬品もありますが、益々スイッチOTC化は進みそうですね!

「スイッチOTC化」のワード出ると頭に浮かぶのが「OTC類似薬」です!

OTC類似薬についても議論されていますが、当然、OTC類似薬の考え方からするとスイッチOTC化する成分は対象になりますよね?🤔

今後、スイッチOTC化が進めば、保険適用除外になるOTC類似薬の対象になる医薬品も増えていく…

そういった流れになるんでしょうかね?
#知らんけど😅

詳しくはこちら
・パブリックコメント:ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)

・パブリックコメント:メノエイドコンビパッチ

・パブリックコメント:ロコアテープ

・パブリックコメント:セレコックス


真夏の医薬品の郵送は注意!

ずっと思っていた真夏時の医薬品配送の温度管理の問題

医薬品の供給不安から特に増えてくると思いますが、最近の異常な暑さの中、医薬品の温度管理は大丈夫なのか?🤔
#オンライン服薬指導でお薬を郵送している薬局はちゃんと対応しているのかな?

そんな疑問に対する論文が発表されていたのでご紹介します!

調査は2024年8月5日~9月11日の期間に行われています。

夏場の苛酷な気温下における郵便を利用した医薬品の配送と品質管理, 平賀秀明ら より

結果として、40℃を超える環境下で配送される医薬品もあり、それは配達完了までの時間の長さとは関係が無さそうです。
#配送する時間帯も影響しますしね

2024年8月時点で流通不安定な医薬品のうち、約80%の医薬品においてインタビュフォームで40℃超の貯蔵方法について記載がなかったと報告しています。

医薬品の受け取りは対面を想定していると思うので、室温(1~30℃)以上の温度での補完はあまり想定していないのかもしれません。

今後、オンライン診療やオンライン服薬指導が増えることが考えれます。

Amazon薬局は正にこれを狙ってますよね😵

車での配送であれば、空調があるので温度が保たれているかもしれませんが、それでもAmazon薬局の配達員が昼食で車を炎天下に駐車していると、車内は40℃を超えますよね。

また、最近多いバイク便ですが、これは空調もないと思うので炎天下で医薬品を管理しているのと同じ状態ですよね

論文でも「バイクで配達した医薬品では、40℃超の温度が130分間持続したものがあった」と報告しています。

また、ポストの中も一過性の温度上昇により40℃を超える環境に2時間程度さらされる場合があるとあります。

そうは言っても、オンライン服薬指導や不足薬をお届けする方法として、郵送を使用することもあると思います😅

その際は、できるだけ配達員が来る少し前にポストに入れる、バイク便は使用しないなどの配慮は必要かもしれませんね

詳しくはこちら
・夏場の苛酷な気温下における郵便を利用した医薬品の配送と品質管理, 平賀秀明, 森彩乃, 網谷圭晃, 森谷優花, 加藤岡美優, 貝瀬春香, 伊藤雅隆, 日本医薬品情報学会, 27(2): 21~30(2025)


④ 新サービスのご紹介

薬剤師の“わ”では、“勝手に”薬剤師の生涯教育をサポートすることを活動の“使命”だと考え

リアルセミナーの参加費を安くし、オンラインセミナーは無料で開催しています。

当然、毎回のセミナーでは、日本薬剤師研修センターの単位が取得できます!

※薬剤師の“わ”アンケート調査結果より

しかし、薬剤師の“わ”が行ったアンケート調査結果より、セミナー等への参加にお金をなかなか使えないことも分かりました🤔

そこで、2025年6月より新サポートをスタートします!

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