薬剤師の“わ”ニュース(11/10)Vol.116

今回のトピックはこちら

受ければほぼ100%合格の薬学部時代へ

ソフトランディングから全額負担に向けて~長期収載品の選定療養~

小規模薬局に厳しい財政審

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(11/4~11/9)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

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①受ければほぼ100%合格の薬学部時代へ

文部科学省より、薬学部における修学状況等の2025年度調査結果が発表されました!

実質競争倍率(6年制)は、国立が3.0倍、公立が4.4倍、私立が2.1倍と、国立や公立は人気ですよね!
#学費が安いから両親も喜ぶ

私立は大学数が多いことが問題になっていますが、大学数が多いことから倍率もすごく差があります!

最も倍率が高いのが近畿大学で4.0倍です🤔

続いて星薬科大学が3.9倍、東京理科大学が3.7倍と国公立に負けない倍率があります😆

一方で、受ければほぼ通る大学もあります。

青森大学1.0倍、医療創⽣⼤学1.0倍、徳島⽂理⼤学(⾹川薬学部)1.0倍と受験すればほぼ通ります😅

1.0倍が悪いとは思いません。一生懸命勉強して国家試験に合格し、素晴らしい薬剤師になるなら良いと思いますが

個人の努力に大きく影響しますが、合格させて入学金を払って退学となると、それは良いことなのかな~と思います🤔

実質競争倍率と第110回国家試験合格率の相関関係を気まぐれで調べるとr=0.45でした。
#相関関係はどれほど高くはないです

考察として、競争倍率が低いほど合格率のばらつきが大きいと思います。これは、大学によっては留年や卒業留年によって、国家試験受験者数と入学者数に大きな差がある大学が存在するからだと思います。

相関関係はそれほど高くはないですが、競争倍率が高い大学ほど国家試験合格率が高い傾向にあるのかな~と思います😆

詳しくはこちら
・薬学部における修学状況等:2025(令和7)年度調査結果


②ソフトランディングから全額負担に向けて~長期収載品の選定療養~

OTC類似薬の保険適用除外など、患者に自己負担を求める空気感が業界に広がりつつありますが

患者への自己負担を求める制度と言えば「選定療養制度」でしょう🤔

令和6年10月より長期収載医薬品の選定療養がスタートしましたが、その結果どうなったのか?
#皆さんご存じですよね

今までのなだらか上昇とは一変して、選定療養導入後は目に見えて後発医薬品の変更率が上昇しました☹️

そうすると、4分の1の負担でこんなに上がるなら、負担率を上げたら更にあがるんじゃない?と思いますよね😅

また、負担率を上げて変更率が上がらなくても、患者の自己負担が増えて医療費を抑えれるので、それはそれで問題なしです。

今回の資料で「今回の選定療養制度はソフトランディングという観点で、自己負担の一定額を抑える目的の4分の1の負担ということを導入したと理解している。」とあるように

4分の1の負担は助走です!ここからが本番のようです😵

また「先発品を使用した場合の後発品との価格差は患者の全額負担とすべき。」とあります。

よって、国の目標は先発品と後発品の価格差の全額負担です🤣

長期収載品の選定療養が話し合われた際には、患者負担について2分の1、3分の1、4分の1と3つの案が出ていたので、すぐに全額ではなく2分の1や3分の1など段階を踏むと思いますが、最終は全額負担になりそうです。

選定療養による全額自己負担、OTC類似薬の保険適用除外など、ますます患者の自己負担は増える方向に進みそうです。

そうなると医療機関への受診が減り、その影響は来局数の減少にも繋がりそうです。

業界的には厳しい環境になりそうですね・・・

詳しくはこちら
・第202回社会保障審議会医療保険部会(ペーパーレス) 資料:【資料1-2】薬剤給付の在り方について


③小規模薬局に厳しい財政審

診療報酬改定前にある財務省による厳しいご指摘の財政審(財政制度等審議会)が11月5日にありました😅

SNSでも沢山アップされていますが、改めてご紹介します。

また今回の内容について、来週関係者の方にお会いするので、話せる内容について第100回薬剤師の“わ”教えて頂こうと思います😆

例年のごとく、薬剤師数と薬局数の増加に対して指摘されています。

特に小規模薬局に対して「非効率性を象徴している」と表現されており、なかなか強い表現だと思います。

この点については、厚生労働省も問題視しているとお聞きしています。どちらかというと小規模薬局を減らす方向の考えを持っているようです🤔

ここで言われていることは

薬剤師1人あたりの処方箋枚数が増えていないのに、薬剤師1人あたりの技術料(収益)が増えている。

これは、処方箋1枚あたりの技術料が伸びているからで問題である、ということです😅

実際にデータで見ると薬剤師1人あたりの技術料(D)は右肩上がりにあがっていますが、これは薬剤師個々人が頑張っているからではないんですかね?

いつも議題に上がる集中率の問題!

受付回数と集中率の線引きがどこになるのかで調剤基本料に大きく影響しますが、財務省の考えは受付回数に関係なく、集中率が高い薬局は基本料1から除外するという考えです。

受付回数が少ないことから基本料1以外になることを免れている薬局(集中率が高い)では、厳しい内容になりますね😅

地域支援体制加算については、調剤基本料1の薬局の優遇について指摘されています。

基本料1以外の薬局の方が要件の項目に積極に取り組んでおり、対人業務を評価するための点数なのにおかしいのではないかと言われています。
#だいたいの薬局が要件をクリアーしたら取り組むの止めちゃいますもんね

対人業務をより評価するために、内容や評価基準については見直しがあると思います。

また最近ワードが上がっている「地域フォーミュラリへの参画」、「OTC薬の普及啓発」、「リフィル処方の促進」なども評価項目に入る?のかもしれません。

この点については、11月29日の第100回薬剤師の“わ”で、どのような話し合いがされているのかを聞いてみたいと思います!

詳しくはこちら
・財政制度分科会(令和7年11月5日開催)資料一覧:社会保障①


④ご案内!

薬剤師の“わ”がセミナー開催数100回目を迎えるにあたり、初めて東京でリアル開催します!

特別セミナーでは、厚生労働省医政局総務課の太江俊輔 先生をお招きして、少し早いですが診療報酬、調剤報酬の動向などについてお話を伺いたいと思います。

今までリアル開催は大阪だけでしたが、今後、より沢山の薬剤師さんや医療に関わる方との輪を広げるために、関東での開催を決めました!

なかなかお会いできない関東の薬剤師さんとお会いできることを楽しみにしております

ぜひ、ご参加よろしくお願い致します!

薬剤師の“わ”ニュース(11/4)Vol.115

今回のトピックはこちら

令和8年診療報酬改定の視点と方向性

第2類医薬品も薬剤師による関与が大切

電子処方箋導入スターターキットは届きましたか?

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(10/27~11/3)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週月曜日の朝8時ごろに配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

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令和8年診療報酬改定の視点と方向性

診療報酬改定に向けて年末から本格的に話が進みますが、それに向けて、次回令和8年診療報酬改定の基本方針というものが出ていますのでご紹介します!

まずはこれですね😅

医療機関に対する物価高対策!

世間一般では、賃上げのために商品やサービスの価格が上がっていますが、医療は上げれませんからね😅

毎回の改定で、診療報酬・調剤報酬は下がっていますが、今後ますます上がるであろう物価や人件費に対して、報酬はどうなるのか?

高市総裁が診療報酬や介護報酬に物価高を反映させていくと発言されましたが、薬局は含まれているんですかね😅

患者さんの安全・安心を確保するために評価を行っていく内容なので、今後、おそらく点数が高くなる、または点数が付くであろう項目かと思います。

まずは医療DXですね。

マイナ保険証の利用率基準も厳しくなっていますが、まだ今後も継続して点数は付くだろうと、皆さんも思っておられると思います。

マイナ保険証、電子処方箋などを進める方向に報酬も設定されると思いますので、今から取り組んでおきましょう!
#マイナ保険証の利用率が伸びない…

ずーっと言われていますが「対人業務」の評価についてもあげられています。
#結局、薬局の設備や構造が基準になって、質的な部分については評価されませんが

次に、医療保険制度の安定と持続のために取り組んでいく項目について

「後発医薬品の使用促進」が上げられているので、点数が無くなることは無いと思いますが、現在の評価のままとはいかないと思います。

そして、ここに「OTC類似薬」の文字が入っています。「検討」なので急激に進む感じではないですが、今後進みそうな感じですね🤔

繰り返しになりますが、「医療DX」や「電子処方箋」の活用についてはここでも出ています。

次回の診療報酬改定で、どの程度積極的に取り上げられるのか注目される項目だと思います!

詳しくはこちら
・第120回社会保障審議会医療部会 資料3 令和8年度診療報酬改定の基本方針について


②第2類医薬品も薬剤師による関与が大切

セルフメディケーションやОTC類似薬など、今後、医療保険の持続性の観点から、一般用医薬品購入や自費での医薬品購入などが進むことが予想されます!

なんか急にスイッチОTCが増えた気がします
#私だけかな?

今回、ОTC医薬品販売に関する論文をご紹介します!

ОTC医薬品販売への薬剤師の関与について調査された論文です。
#詳しくは皆さんで読んでくださいね!

この調査は、ОTC医薬品販売に対する薬局薬剤師の相談実態の把握を目的としています。

薬剤師の薬学的判断により、商品が変更になった事例や受診勧奨を行った事例など調査しています。

商品を指名して購入された方の15%において、薬剤師が提案することにより商品が変更されたり受診勧奨が行われたようです。

要指導医薬品や第2類医薬品などリスク区分がありますが、今回の調査において、どのリスク区分において薬学的判断によるОTC医薬品の変更があったと思いますか?🤔

第1類医薬品かなと思ったら、優位に第2類で変更が多かったようです!

ですが、考察にも書かれていますが、要指導や第1類を購入された方は、すでに薬剤師よるアドバイスを受けて自分に合った(問題ない)医薬品を購入された可能性もあります。

よって、第2類が他のリスク区分を比べて薬剤師の関与の必要性が高いことをこの調査で言われているのではありません。

大切なことは、第2類医薬品という薬剤師の関与が無くても購入できる医薬品に関して、今回の調査では

第2類医薬品を指名購入された方の約23%で薬学的判断による商品変更の事例があった。

また禁忌が原因で変更となった事例の約80%が第2類医薬品であったということ事実です。

法改正により、第2類医薬品以降は薬剤師の関与がなくても購入できるようになりました。

現在は第1類に分類されている医薬品であっても、今後リスク区分が見直され、第2類へ変更される可能性があります。

さらに、セルフメディケーションの推進やОTC類似薬制度の導入により、患者がОTC医薬品を手に取る機会は今後ますます増加すると予想されます。

今回の論文は、ОTC医薬品販売に対して、薬剤師の積極的な関与が重要であることを示された調査結果だと思います。

ぜひご一読ください😆

詳しくはこちら
・一般用医薬品販売における薬局薬剤師による相談実態に関する後方視的調査


電子処方箋導入スターターキットは届きましたか?

皆さん、厚生労働省から「電子処方箋導入スターターキット」は届きましたか?

届かない方がいいんですけどね😅

厚生労働省が令和7年10月29日に電子処方箋未導入の薬局に郵送しているようです。

購入に関する目的や意義について書かれていますが

この導入費用30万円は何の金額なんでしょうか?

電子処方箋管理サービスの初期導入(事業額の38.7万円の1/2を補助)に対する費用かと思うのですが・・・🤔

それ以外にも新機能の導入(事業額の25.6万円を上限に1/2を補助)にもお金がかかると思うので、30万円は何の金額?🤔
#新機能:リフィル処方箋、口頭同意による重複投薬等チェック結果閲覧、マイナンバーカードによる電子署名対応、処方箋ID検索、調剤結果ID検索(薬局のみ)

それ以外にも、オンライン資格確認の整備も必要になりますよね?

必要ない薬局もあるかもしれませんが

・医療扶助のオンライン資格確認システム導入の助成(事業額の7.3万円の1/2を補助)

・訪問服薬指導やオンライン服薬指導等におけるモバイル端末等の助成(事業額の17.1万円を上限にその1/2を補助)

補助金や助成金がいつまで継続されるか分からないので、あるうちに導入を検討した方がよさそうです😅

唯一、このページは活用できると思ったので、皆さんもどこかに保存した方が良いと思います!

そして、今回は「Vol.1」ということは続きがあるのか?

詳しくはこちら
・電子処方箋導入スターターキット(薬局向け)


④ ご案内!

薬剤師の“わ”がセミナー開催数100回目を迎えるにあたり、初めて東京でリアル開催します🫶

特別セミナーでは、厚生労働省医政局総務課の太江俊輔 先生をお招きして、少し早いですが診療報酬、調剤報酬の動向などについてお話を伺いたいと思います。

今までリアル開催は大阪だけでしたが、今後、より沢山の薬剤師さんや医療に関わる方との輪を広げるために、関東での開催を決めました!

なかなかお会いできない関東の薬剤師さんとお会いできることを楽しみにしております

ぜひ、ご参加よろしくお願い致します!