薬剤師の“わ”ニュース(12/3)

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

週一週間(11/26~12/2)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

今回のトピックはこちら

① 2024年春、「アライ」販売開始

② 保険薬局への就職は減少

③ 敷地内薬局が狙われる?

①2024年春、「アライ」販売開始

2023年2月17日にダイレクトOTCとして製造販売承認を取得した「アライ(オルリスタット)」が、いよいよ2024年春に発売されます。

一時期すごく話題になりましたが、なかなか発売が発表されませんでした。
あまりにも話題になったこともあり、「適正使用に向けた活動」と「安定供給の準備」の2つの理由から、なかなか発売されませんでした。

すでに海外では抗肥満症薬として承認されており、100カ国以上の国が120mgのオルリスタットを病院で処方する医療用医薬品として、70カ国以上の国が60mgのオルリスタットを薬局で買える一般用医薬品として販売しているようです。

日本では、ダイレクトOTCとして、医療用医薬品での発売を経ずに一般用医薬品として発売されます。

今までに、ダイレクトOTCとして発売された商品としては、発毛効果を持つ「ミノキシジル」や、足のむくみを改善する効果を持つ「アンチスタックス®」があります。

そういえば、2025年以降は要指導医薬品もオンライン服薬指導で販売が出来るようになるようですが、「アライ」はどうなるんでしょうね🤔

医薬品の特徴や販売方法について、メーカーのサイトや「お薬の説明書」をご覧ください!
#「お薬の説明書」というInstagramをやってますw

詳しくはこちら
内臓脂肪減少薬「アライ」製品情報サイト

② 保険薬局への就職は減少

毎年、一般社団法人薬学教育協議会は、3月に薬学部を卒業した学生に就職動向についてのアンケート行い結果報告(就職動向調査結果報告書)を行っています。
今回は令和5年3月の調査結果をご紹介します!

回答した人数は、9,629名です。
調査結果は以下になります🤔

保険薬局28.6%(前年30.4%)

ドラッグストアー19.7%(19.1%)

私立病院・一般病院・診療所等の薬剤部14.7%(12.3%)

国立大学・独立行政法人の薬剤部3.2%(0%)

MR1.7%(1.8%)

就職先として割合が最も高いのは、皆さんごお分かりのように保険薬局ですが
前年に比べて減少しています!
ドラッグストアーとMRは、ほぼ変わらずです。
#ドラッグストアーは増えている印象なんですけどね~

今回、増加しているのは私立病院・一般病院・診療所等の薬剤部です。
病院への就職が業界の問題になっていますが、今回の結果では「私立病院・一般病院・診療所等の薬剤部」のカテゴリーでは増加していました。
#地域にもよりますけど

保険薬局については、前々年が31.1%なので、徐々に減少傾向にあり、今回は3割を切りました。

しかし、依然として保険薬局とドラッグストアーに約5割の学生が就職している状況なので、これが今後どのように変化していくのでしょうか?

詳しくはこちら
薬学出身者の就職動向

③ 敷地内薬局が狙われる?

11月29日に中医協の総会があり、皆さんSNSでご存じだと思いますが、「敷地内薬局」に対して厳しい意見が出ていました。

厚生労働省の検討会において、「敷地内薬局」に対して、特定の医療機関に依存する薬局に関しては、患者本位の医薬分業とはならないと指摘しています。ポイントは以下の2つです。

・かかりつけ薬剤師・薬局の機能を果たせない
・病院の公募内容を踏まえれば利益供与に当たるのではないか

小規模な会社が「敷地内薬局」をつくることは難しいです。
公募なので入札などがあるのでしょうが…
#ノーコメントで

「敷地内薬局」を運営しているのは、ほとんどが大手の調剤薬局です。

私が以前に聞いたS賀県の病院は、2階建て(か3階建て)の建物を薬局につくらせて、1階は薬局で2階は病院職員の更衣室にしているような話を聞きました。
#風のうわさです

そうなると、資金がある大手の調剤薬局しかできませんよね~😆

しかし、敷地内薬局はルールに沿って許可を得ており、そもそも調剤報酬として点数化されているので、点数があるということは認められているということです。

敷地内薬局を規制していくとなると、調剤基本料を下げることも考えられますが
敷地内薬局に適用される特別調剤基本料は7点とそもそも低い!

そこで!

敷地内薬局の調剤基本料を特別調剤基本料として下げるのではなく、敷地内薬局を有しているグループ薬局全体の基本料を一律に引き下げる、という意見が出ていました😅
#これはすごい!

「敷地内薬局の調剤基本料が低くても、薬価差や学生へのアピールを考えると薬局をやる意味がある」的な発言を聞いたことがありますが

グループ薬局の調剤基本料が一律で引き下げられるのは痛手ですね~

日本調剤が少し前に「敷地内薬局を基本的には止める」と方針を出していましたが、これらの動きを知っていたのでしょうか🤔

詳しくはこちら
中央社会保険医療協議会 総会(第568回)議事次第(令和5年11月29日)

④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「輪」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

多くの方にご参加いただきたい😆との思いから
薬剤師の“わ”の研修会は、毎回、日本薬剤師研修センターの単位(PECS)が取得できます。

研修参加費も低く設定しています(オンラインは無料)

今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加いただき、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切です❗️

少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いします🙇🏻‍♂️

薬剤師の“わ”ニュース(11/19)

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(11/12~11/18)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

今回のトピックはこちら
① 肥満症治療薬「ウゴービ皮下注」
② 緊急避妊薬の試験的販売スタート
③ 令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査

① 肥満症治療薬「ウゴービ」

肥満症治療薬としてGLP-1受容体作動薬のウゴービが発売されます❗️

GLP-1受容体作動薬と言えば、ダイエットや美容目的で使用されて流通に支障が出ているマンジャロがありますが、今回のウゴービは適応が「肥満症」とのことです。
#マンジャロは適応は2型糖尿病

マンジャロは適応が2型糖尿病でしたが、ダイエットや美容目的での使用が多く、マンジャロが入って来ない状況になりました。

当然、2型糖尿病で薬をもらわれる患者さんもおられます。発注をかけると卸から「どこの医療機関のどの先生からのご処方ですか?」と問い合わせがあるくらい、警戒されていました。

今回のウゴービは適応が「肥満症」なので、ダイエットや美容目的でマンジャロよりダイエットや美容目的で使用されるのでしょうか…

適応が肥満症なので、医療保険で肥満症の薬が使える!とはなりません。
処方されるには条件があります。

高血圧、脂質異常症又は 2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
①BMI が 27kg/m2以上であり、2 つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
②BMI が 35kg/m2以上

肥満に関連する健康障害として、日本肥満学会では、以下の項目をあげています。
①耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)②脂質異常症 ③高血圧 ④高尿酸血症・痛風 ⑤冠動脈疾患 ⑥脳梗塞 ⑦非アルコール性脂肪性肝疾患 ⑧月経異常・不妊 ⑨閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群 ⑩運動器疾患 ⑪肥満関連腎臓病

また、どの医師でも処方できるのではなく処方医の条件があります。

日本循環器学会、日本糖尿病学会、日本内科学会の専門医を有している必要があるようです🤔
#あれ?日本肥満学会の専門医は??

もう間もなく市場されるようですが、どうなるんでしょうかね~

詳しくはこちら
ノボ ノルディスク ファーマ ウゴービ製品情報
日本肥満学会(肥満症の診断基準に必須な健康障害)

② 緊急避妊薬の試験的販売スタート

薬剤師の“わ”ニュース(10/15)でも書いた緊急避妊薬の試験的販売が、11月28日からスタートします。


全国145薬局が試験的販売を行うようで、各都道府県に2〜3店ずつになるようです。
試験販売は2024年3月29日までの予定です。

購入には事前の電話連絡が必要で、試験販売開始時に薬局一覧を日本薬剤師会がウェブサイトで公表するようです。

以前にも書きましたが、薬局の要件や試験運用内容は以下のようになっています!

<販売する薬局の要件>
①研修を受けた薬剤師がいる
②夜間や土日祝日の対応が可能
③近くの産婦人科などと連携できる
④個室があるなどプライバシーが確保できる
の4つの要件があるようです。

<試験運用内容>
①全国計150薬局程度(各都道府県で要件を満たした調剤薬局2〜3店舗)
②販売価格は7千〜9千円
③16歳以上18歳未満は保護者の同伴が必須条件
④16歳未満は試験販売の対象とせず、医療機関などを紹介
⑤研究参加に同意した人にしか販売せず、購入者に状況調査のアンケートを行う

詳しくはこちら
地域の一部薬局における試験的運用について(緊急避妊薬販売に係るモデル的調査研究)

③ 令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査

中医協の総会で「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和5年度調査)の結果について」が発表されました。

その中で「かかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況調査」について、いくつかピックアップしてご紹介します!

この調査の対象は、地域支援体制加算の届出を行っている保険薬局の中から無作為抽出した1,000 施設と、地域支援体制加算の届出を行っていない保険薬局の中から無作為抽出した1,000施設の計2,000施設です。

24時間対応が可能な体制の整備状況

24時間の対応については、自薬局単体で対応している薬局が多く58.7%でした。
周りの薬局と連携するのは、なかなか難しいですよね😅
近隣の薬局と連携して対応している薬局は3.9%でした

24時間電話対応はしています!という薬局がほとんどでしょうか
最近はオンコール対応している薬局もありますよね~すごいです!

今後は求められるようになるんですかね😅


調剤後のフォローアップの実施状況

調剤後のフォローアップの手段については、「電話」が一番多かったです。

LINEやアプリを用いての方法もあるようですが、まだまだ少ないですね

そして「対面」って何?
薬局に来てくれるってこと?

オンライン服薬指導の実施状況

一時期流行ったオンライン服薬指導ですが、今どれくらい実施されているのでしょうか?

全体では46.3%が実施しているようです。
#思っていたより多いな

この結果を細かく見ると
調剤基本料1以外の薬局(チェーン薬局)では、8割~9割でオンライン服薬指導が実施されています。

件数は少ないかもしれませんが、チェーン薬局ではオンライン服薬指導を実施できる体制が整えられているということですよね
#チェーン薬局すごい

色々な調査の結果が載っていますので、ぜひ各自でお読み頂けたらと思います。
リンクも下に載せています!

詳しくはこちら
中央社会保険医療協議会 総会(第563回)議事次第

④最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「輪」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

研修認定薬剤師の取得を応援する目的で、毎回、日本薬剤師研修センターの単位が取得できる研修会を企画しています。

薬剤師の“わ” が今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加を頂き、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切になります。

高い参加費を頂いて収益をあげたり、薬剤師の“わ”で何か商品やサービスを販売することは、一切ありません!

ただ純粋に、薬剤師の繋がり「輪」を創ることを目的に活動しています❗️
少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いしたいと思います🙇🏻‍♂️