薬剤師の“わ”ニュース(3/3)

今週のトピックはこちら

① 紙の調剤券が無くなる

② 国内初!デジタル薬剤師資格証

③ 近視を抑制する点眼薬?

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(2/25~3/2)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください


① 紙の調剤券が無くなる

令和6年3月1日より、医療扶助におけるオンライン資格確認の運用が開始されました。
#開始されたらどうなるの?

これにより、被保護者が薬局で資格確認を行う際には、急迫その他やむを得ない事由を除き、原則としてマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うこととなります。
#だからどうなるの?

原則、紙の医療券・調剤券が無くなります…😩

オンライン資格確認で、医療券・調剤券の情報を確認してください!ということです。

医療扶助におけるオンライン資格確認等システムの運用開始以降は、当該システム上の情報が原則正しいと判断し、レセプト請求を行うこととなっています🤔

未委託の医療機関等については、レセプト請求に必要な情報(受給者番号)が表示され
ない仕様であるため福祉事務所に照会する必要があります。

そもそも、生活保護の患者さんってどれだけマイナンバーカードを保険証利用されていますか?

それ以前に、マイナンバーカードを保険証として利用されている方がまだまだ少ないし、そうなると調剤券の情報確認できないのでは?

これに対しては「被保護者の資格情報、医療券・調剤券情報が確認できない場合、福祉事務所に架電等によりご確認をお願いします。」となっています。
#もう事前に送られてくることは無いってこと

3月1日より、医療扶助におけるオンライン資格確認の運用が始まっていますので、皆さんご対応を!

上記のシステムの利用には、医療扶助のオンライン資格確認のシステム改修後、オンライン資格確認等システムの「環境設定情報更新」画面で、「医療扶助情報:利用する」を選択することが必要となります!

詳しくはこちら
医療扶助のオンライン資格確認
【全体向けお知らせ】生活保護における医療扶助のオンライン資格確認の運用開始について
医療扶助におけるオンライン資格確認の運用開始について(事務連絡 令和6年2月26日)


国内初!デジタル薬剤師資格証

「薬剤師資格証」がデジタル化されるそうです!
#あれ?HPKIカードは?

以前からブロックチェーンの技術は、チケットや資格証の証明には有効と言われてきましたが、薬剤師の資格証が国内初の資格証になるんですね~
#あれれ?HPKIカードは?

現在発行されているHPKIカードに加えて、デジタル薬剤師資格証を発行するそうです。

しかし、デジタル薬剤師資格証に HPKI電子署名としての機能はありません、とのこと😅

2024年3月よりスマートフォン等の画面で表示可能な「デジタル薬剤師資格証」が新たに発行される予定とのことですが…

日薬のホームページでは、具体的な発行計画については、今後、本ホームページにおいてお知らせする予定です。となっています

そして、年度内はごく少数の発行に留め、ステップを踏みつつ、順次拡大する予定です。とのこと

詳しくは
【サイバーリンクス】国家資格保持の証明書では国内初!薬剤師資格証のデジタル化にブロックチェーンデジタル証明書「CloudCerts®」が採用こちら
「デジタル薬剤師資格証」の発行について(日本薬剤師会)


③近視を抑制する点眼薬?

参天製薬が、近視の進行を抑制する点眼剤の製造販売承認を申請しました!

通常、目に入ってきた光線は、角膜と水晶体を通り、屈折して網膜に像が写し出されます。

近視は、無調節状態で目に入った光線が網膜より前で像を結ぶ状態を指します。眼球が前後方向に延びることが主な原因と考えられています。

今回、参天製薬が申請したのは、アトロピン硫酸塩水和物を0.025%含有している点眼剤です。

近視は眼軸長が長くなって、目の中に入った光線のピントが合う位置が網膜より前にある状態です。

アトロピンは、ムスカリン受容体の可逆的拮抗薬で、ムスカリン受容体の活性化を阻害することにより、網膜又は強膜に直接的もしくは間接的に作用し、強膜の菲薄化又は伸長を阻害することで、眼軸の伸長を抑制すると考えられているようです。
#詳しくは、各自で調べてくださいw

この点眼剤は、小児(2歳から11歳)を対象にしているようです。

眼軸長は身長が伸びる時期に伸びやすいようで、近視発症および進行時期にあたる学童期(6歳から12歳までの小学生をさす)の近視進行抑制の治療薬として期待されています。

詳しくはこちら
近視の進行抑制治療を目的とする点眼剤 STN1012700 / DE-127(アトロピン硫酸塩水和物点眼液)の日本における製造販売承認を申請


④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「わ」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

多くの方にご参加いただきたい😆との思いから
薬剤師の“わ”の研修会は、毎回、日本薬剤師研修センターの単位(PECS)が取得できます。

研修参加費も低く設定しています(オンラインは無料)

今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加いただき、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切です❗️

少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いします🙇🏻‍♂️

薬剤師の“わ”ニュース(2/25)

今週のトピックはこちら

ラゲブリオ処方、自己負担2万8千円以上に

②純アルコール量は20gまで

③ 選定療養費の計算方法 分かりますよね?

薬剤師の“わ”ニュ~スです😆

先週一週間(2/18~2/24)の出来事の中から、「薬剤師」に関係がある記事について、編集者の独断と偏見でピックアップして毎週日曜日に配信します❗️

独断と偏見なのでご意見は受け付けません!

すき間時間を利用して、サクッと先週一週間の情報をGETしましょう!

※ニュースの情報をご活用される場合は、必ず皆さんの責任の元で情報を取得し、日々の業務にご活用ください

① ラゲブリオ処方、自己負担2万8千円以上に

現在、新型コロナウイルス治療薬は自己負担が発生し、窓口負担が3割負担の方の9,000円で、、2割は6,000円、1割は3,000円となっています。

そして、この一部自己負担が終了し、今年の4月から通常の医療体制に移行するようです。

つまり、保険診療の負担割合に応じて1~3割の窓口負担となります。

例えば、ラゲブリオcap(薬価:2,357.80円)では、1回の治療で40cap、94,312円となり、薬価だけでも3割負担の方では約28,000円となります😵
#風邪と変わらない症状で2万8千円!

前回、一部自己負担が発生して新型コロナウイルス治療薬の処方率が減少しましたが、4月から通常の保険診療の自己負担が発生することになり、より減少するのではないでしょうか?
#沢山在庫している薬局は返品を検討した方が良いのでは?

詳しくはこちら
経口新型コロナ治療薬 ”自己負担あり”変更後に処方率減少 10月1週目は前週から9ポイント減(2023/10/13)


純アルコール量は20gまで

今年2月に健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」というものが発表されました😆
#皆さんご存知ですか?

飲酒に伴うリスクの知識の普及を目的としたもので、適切な飲酒量(純アルコール量)が発表され、飲酒量が少ないほど飲酒によるリスクが少なくなることが報告されています。

例えば、大腸がんの場合は、1 日当たり20g程度以上の量の飲酒を続けると発症の可能性が上がる研究結果があるようです。

純アルコール量」って何?ってことですが

お酒に含まれる純アルコール量

「純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)」で表すことができます🤔
#計算しないといけないの?

この「純アルコール量」ですが、お酒に記載されています。
#知らなかった!

純アルコール量が20gとなると、ビールでは約500mlになるようです。

大きいサイズの生中1杯分です。

疾病毎の発症リスクが上がる飲酒量(純アルコール量)についても報告されています。

純アルコール量が20gを超えると、さまざまな疾患リスクが上がるようなので、純アルコール量は20gまでですかね~

詳しくはこちら
健康に配慮した飲酒に関するガイドライン


③選定療養費の計算方法 分かりますよね?

皆さんご存知のように、長期収載品が選定療養費制度の対象になります🤔

現在まで選定療養費制度の対象となっていたものとして、特別の療養環境(差額ベッド)、大病院の初診などがあります。

2024年診療報酬改定で、2024年10月より長期収載品と後発医薬品との価格差の一部を選定療養、つまり患者負担とすることが決定しました。
#10月から処方箋様式が見直されます

今回の改定では、選定療養に係る負担については、長期収載品と後発品の価格差の4分の1(25%)となりました。

ところで、負担金額の計算方法は分かりますか?
#算数の問題なので分かりますよね😅

差額負担額別の金額は以下のようになっています。

釈迦に説法ですが、選定療養費制度での負担金について考えてみたいと思います😆

①選定負担の金額②選定療養の場合の保険給付範囲の金額で分けて考えます。

①選定負担の金額

選定負担の金額は、長期収載品(500円)と後発品(250円)の価格差の4分の1なので

(500円ー250円)× 1/4=62.5円

選定負担の金額は保険適用外なので、消費税(10%)がかかるので

62.5円 × 1.1=68.75円(選定負担額)となります。

②選定療養の場合の保険給付範囲の金額

長期収載品と後発品の価格差の4分の1は選択負担になるので、残りの3/4は保険給付に含まれます。

計算式としては、「後発品の金額+価格差の3/4」となり

500円-250円(後発品の金額)+500円-250円(価格差)×3/4=437.5円

3割負担の方は、437.5円 × 0.3=131.25円(保険給付適用額)となります。

今までであれば、3割負担の方の自己負担金は150円(長期収載品500円)ですが、選定療養費制度が始まると200円{68.75円(選定負担額)+131.25円(保険給付適用額)}になり、50円負担が増えることになります。

長期収載品が選定療養費制度の対象となるのは、今年の10月からです。

すべての方が対象ではなく、生活保護の方や一部の公費負担制度受給の方などは徴収対象外になるようで、またすべての長期収載品が対象になりません。

処方箋様式も変更になるなど、少しバタバタしようですね🤔

詳しくはこちら
長期収載品(その3):中医協 総-6 5.12.15
保険外併⽤療養費制度について(厚⽣労働省
2024年度診療報酬改定(改定率)と長期収載品の選定療養について(武田テバ)
選定療養費について、次に該当される場合は徴収対象外となります


④ 最後にお願い

薬剤師の“わ”は、病院、薬局、企業に関係なく、薬剤師の繋がり「わ」を創りたいとの思いから、研修会や交流会を定期的に開催しています❗️

多くの方にご参加いただきたい😆との思いから
薬剤師の“わ”の研修会は、毎回、日本薬剤師研修センターの単位(PECS)が取得できます。

研修参加費も低く設定しています(オンラインは無料)

今後も引き続き活動を行うためには、多くの方に研修会にご参加いただき、皆さんと一緒に盛り上げていくことが大切です❗️

少しでもご興味のある研修会やイベントがあれば、ぜひご参加をお願いします🙇🏻‍♂️