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薬剤師の“わ”ニュース(8/10)Vol.155

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8月31日締め切り!薬局に係る定例報告

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8月31日締め切り!薬局に係る定例報告

8月と言えば「定例報告」の時期です。

施設基準の届出状況を確認して「保険薬局における施設基準届出状況報告書」を8月31日までに提出しなければなりません。

今年の8月は「調剤ベースアップ評価料」の届け出もお忘れなく!

「調剤ベースアップ報告書作成完全ガイド」をご参考に

詳しくはこちら
薬局に係る定例報告について
北海道厚生局
東北厚生局
関東信越厚生局
東海北陸厚生局
近畿厚生局
中国四国厚生局
九州厚生局、沖縄厚生局

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保険薬局の状況を詳細に把握

今回「薬局が所在する市町村」や「半径500以内に他の保険薬局がある」の項目が新設されています。

令和8年度調剤報酬では、新規薬局の出店抑制として、都市部や政令指定都市で新規開局すると減算されます。

現状は新規出店だけが対象ですが、「当面の間」とあるように、また拡大抑制の効果検証を行うとのことから、現状把握を行う項目となっています。

調剤報酬に関係がある「調剤室面積」や通知が出た遡及指定に関係する「遡及指定が認められた保険薬局への該当」の欄もしっかりとあります。

ベースアップ評価料については、「常勤換算後のベースアップ評価料の対象者数」の欄があります。「全ての薬局が回答」とあるので、ベースアップ評価料の届出も有無に関わらず報告が必要です。


新たな門前立地減算ルールの下調べ?

処方箋の受付回数や処方箋集中率については例年ありますが、集中率について今回は「病院(200床以上)」、「診療所または病院(200床未満)」、「複数保険医療機関(モール内)」と

単なる集中率の状況ではなく、どのような形態での集中率なのかを調査しています。

令和8年度調剤報酬の新項目「門前薬局等立地依存減算」の該当状況も確認されています。

門前薬局等立地依存減算の該当理由として、「200床以上の病院前門前」、「3つ以上の密集する薬局」、「医療モール内」が設けられています。

また、門前薬局等立地依存減算に該当していない薬局に対しても、自薬局周囲の他薬局数を報告させています。

今後、門前薬局等立地依存減算のルールを変更する上での現状把握をされています。


すべての在宅訪問状況の把握

医薬体加算の把握として、「同一グループ以外への分譲実績」や「セルフメディケーション関連機器の設置」など新しい項目が設けられています。

在宅薬学総合体制加算」について、前回は加算を算定していない薬局は「在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定回数」の報告は求められていませんでしたが、今回は「在宅薬学総合体制加算」を届出していなくても報告が必要です。


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薬剤師の“わ”ニュース(8/3)Vol.154

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調剤ベースアップ報告書作成完全ガイド

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調剤ベースアップ報告書作成完全ガイド

皆さんの薬局では調剤ベースアップ評価料を算定していますか?

今回は、8月中に調剤ベースアップ評価料を算定している薬局が必ず行う「報告書」の作成について、完全解説します!

これを読めば簡単に報告書が作成できます!

詳しくはこちら
・令和8年度診療報酬改定におけるベースアップ評価料等について

・調剤ベースアップ評価料中間報告書及び実績報告書の手引き(令和8年7月版)


ベースアップ評価料の報告が始まる!

17府県の厚生局が公表した届出状況によると約7割の薬局が調剤ベースアップ評価料の届出をしているようです。

薬局の経営者にすると薬局の収益にはならないし、今後無くなる可能性がある点数ということで、届出を行っていない薬局も多いようです。

また中間と実績の報告を行う必要があり、とても手間のかかる点数でもあります。

今回はそんな中間報告について、事例を交えて完全解説します!

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

「薬剤師の“わ”薬局」を事例にご説明します!

薬剤師の❝わ❞ 薬局
年間保険調剤収入:74,676,000円

年間収入総額  :74,796,000円

処方箋受付回数 :6月610回、7月650回

ベースアップ評価料収入:6月24,400円、7月26,000円

薬剤師の❝わ❞ 薬局 スタッフ

薬剤師A(管理薬剤師)男性 35歳 年収600万円

薬剤師B(パート:20H)女性 47歳 時給2,300円(2,200円からUP)

薬剤師C(パート:30H)女性 28歳 時給2,100円(2,000円からUP)

事務員a(正社員)女性 45歳 月給21万円(19万円からUP)

事務員b(パート:30H)女性 50歳 時給1,200円(1,100円からUP)


中間報告書完全解説

「個店」と複数店舗ある「調剤法人」で様式は少し変わりますが、基本的な部分は同じなので「個店」のシートで説明します。

緑の箇所は自動的に入力されます。

今回は中間報告なので「賃金改善中間報告」をチェック

(1)賃金改善実施期間は、ベースアップ評価料を元に改善している6月~7月になります。

(2)ベースアップ評価料算定期間は、6月からベースアップ評価料を算定している薬局は6月~7月になります。

(3)調剤ベースアップ評価料による収入の実績額は、6月と7月の合計額を入力します。

事務職員の項目を入力します。

薬剤師の“わ”薬局 事務職員
事務員a(正社員)女性 45歳 月給21万円(19万円からUP)
事務員b(パート:30H)女性 50歳 時給1,200円(1,100円からUP)

(10)常勤換算人数は、「1+30/40」で1.8人となります。

常勤換算は、「パートの所定労働時間÷常勤の所定労働時間」となります。

(11)は、ベースアップ対象事務員の基本給総額です。

210,000円(正社員)+154,800円(パート129時間労働)=364,800円となります。

(12)は、ベースアップしなかった場合の事務員の基本給総額です。

基準は令和8年3月時点となります。

190,000円+141,900円(パート129時間労働)=331,900円となります。

(15)と(16)は賞与の支給月数です。

支給月数が決まっているならば入力しても良いですが、特に何にも影響せず「定額などの金額で支給している場合は空欄でも良い。」とあるので、空欄で良いと思います。

次に薬剤師の項目を入力します。

薬剤師の❝わ❞ 薬局 薬剤師
薬剤師A(管理薬剤師)男性 35歳 年収600万円【非対象】
薬剤師B(パート:20H)女性 47歳 時給2,300円【非対象】
薬剤師C(パート:30H)女性 28歳 2,100円(2,000円からUP)【対象】

ご存じのように薬剤師は、管理者(管理薬剤師)や40歳以上の方は調剤ベースアップ評価料によりベースアップを行う対象ではありません。

上記3名の薬剤師中、薬剤師Cだけが対象となります。

(17)は、「30/40」で0.8人

(18)はベースアップによる基本給なので270,900円(129時間労働)

(19)はベースアップをしなかった場合の基本給なので258,000円(129時間労働)となります。

保険調剤による収入の割合の項目ですが、(24)、(25)ともに、その薬局の年間の売上(技術料+薬剤料)を入力してください。

そして(26)は100%になります。

保険調剤以外の収益が沢山あり、職員が保険調剤以外で働いている割合が多い場合、保険調剤以外の業務はベースアップ評価料の対象外となることから賃金改善実績額が低くなります。

多くの薬局において収入が保険調剤だと思いますので、(26)は100%でOKです。

全職員の月額賃金総額の項目です。

ほとんどの箇所が緑なので、今まで入力したデータを元に自動で入力されます。

1点(9)は入力ができます。

ベースアップ評価料の収入に対して支給額が低い場合に、賞与で調整したり、法定福利費(概算の場合、事業者負担分も含めて最大 16.5%)も対象にすることができます。

給与額はあらかじめ決めますので、職員が頑張って受付回数が前年より増えた場合に、ベースアップ評価料の収入を全て使い切れない状況も発生します。

その際には、賞与などで調整するのが良いと思います。

薬剤師の“わ”薬局では、法定福利費30,057円を入力しています。

ベースアップ評価料の収入が職員にすべて充当されているかを確認する項目です。

問題なく充当されていれば(31)は「賃金改善額充当済み」と表示されます。

不十分だと「賃金改善額充当不足」と表示されます。


報告書提出

賃金改善中間報告書が作成できたら提出するのですが、今回は管轄する地方厚生(支)局都道府県事務所の専用メールアドレスに報告書のExcelファイルを提出します。

各提出先は以下をご確認ください。

ベースアップ評価料 届出専用メールアドレス一覧

Excelのファイル名は「医療機関コード7桁_ベースアップ評価料届出」と決まっています。

またメールの本文も「保険薬局名と連絡先(電話番号)」を記載と決まっています。

ただメールの件名は決まっていないようです。

ファイル名と同じが無難ですかね

詳しくはこちら
ベースアップ評価料 届出専用メールアドレス一覧


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