薬剤師の“わ”ニュース(9/7)Vol.159

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疑義解釈12でより現場に即した内容へ

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疑義解釈12でより現場に即した内容へ

今回、疑義解釈その12が発出されました。

調剤報酬改定の中身について、要件が少しおかしいなと思う部分がありましたが

今回、現場に即した内容へと変更されていましたので、ぜひしっかりと内容をご確認ください!

詳しくはこちら
・疑義解釈資料の送付について(その12)(令和8年9月2日保険局医療課事務連絡)

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残薬調整後“0錠”でも算定可能

【要点】残薬調整後に「0錠」や「0日」になっても調剤時残薬調整加算は算定可能

調剤時残薬調整加算は残薬調整した薬が無くなった場合、算定ができませんでした。

正確には「残薬を確認した結果、減数調剤を行うに当たって、調剤する医薬品の調剤日数又は数量を「0」とすることはできない。」とあり

調剤時残薬調整加算を算定する薬剤師の行動として、日数や数量を「0」にしてはダメ

つまり「0」にする行為は調剤時残薬調整加算に該当しない、という解釈でした。

しかし今回の疑義解釈では、日数や数量が「0」になった場合でも算定可能と回答されました。

ただし、残薬調整により薬がすべて無くなり、処方箋自体が無くなった場合は算定できないとなっています。

また、今回から変更となった備考欄の「調剤する薬剤を減量した上で保険医療機関に情報提供」について

この欄にチェックがある場合は、疑義照会をせずに薬局で残薬調整が行えますが(事後で報告必要)

日数や数量を「0」にする場合は、上記の備考欄コメントにチェックがあっても事前の疑義照会が必要となっています。


時短勤務期間も保険薬局勤務期間に

【要点】育児・介護休業法における時短勤務(週24時間以上かつ週4日以上勤務)期間は、週31時間以上勤務期間と同等と扱う。

この疑義解釈ではなぜ出たのでしょうか?

すでに育児・介護休業法に関する取扱いについては発表されています。

かかりつけ薬剤師になるための要件の1つとして、「週31時間以上の勤務」があります。

育児・介護休業法における時短勤務者はかかりつけ薬剤師になれないのかというと、そうではないとなっています。

31時間勤務で届け出た保険薬剤師が、時短勤務(週24時間以上かつ週4日以上勤務)者となっても、かかりつけ薬剤師の31時間要件を満たしている、となっています。

そして、かかりつけ薬剤師の要件として「3年以上」の保険薬剤師勤務経験があります。

今回の疑義解釈では、育児・介護休業法における時短勤務期間も保険薬局勤務期間として取り扱ってよいか?と聞いています。

回答は育児・介護休業法における時短勤務(週24時間以上かつ週4日以上勤務)期間は、保険薬局期間と計上してよいとのことです。


在総2一部の時間帯であれば常駐1名でもOK

在宅薬学総合体制加算2の施設基準として、「常勤換算で3名以上の保険薬剤師が勤務しており、開局時間中は原則2名以上の薬剤師が常駐」があります。

例えば、常勤薬剤師が3名の薬局とします。

しかし、週休2日であれば常勤薬剤師が2名の日があります。

在総2を算定している薬局は在宅に積極的に取り組んでいますから、沢山の在宅患者さんを担当しています。

当然、緊急訪問もあると思います。

しかし、開局時間中は2名以上の薬剤師が居なくてはならない。

でも、今日は1人休みだから2名しか薬剤師が居ない。

緊急訪問で出てしまうと「2名以上の常駐」から逸脱してしまう。

こんな状況に対して疑義解釈では、一部の時間帯については薬剤師が1名でも差し支えないと回答しています。

それでもまだ「一部の時間帯」なんですね

2名薬剤師が居れば、1名が外来、1名が在宅という形態でも良いと思いますが

原則は2名以上の薬剤師の常駐が必要です。


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薬剤師の“わ”ニュース(8/31)Vol.158

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第2世代カードリーダーに買い替える?

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第2世代カードリーダーに買い替える?

マイナンバーカードの確認に使用している「顔認証付きカードリーダー」ですが、保守期限があるって知ってましたか?

順次販売されている第2世代(次期)顔認証付きカードリーダーについて分かり易くご紹介します!

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初期カードリーダー保守期限到来

まずは現在使用されている顔認証付きカードリーダーについて

こちらは2026年3月末より順次保守期限が到来している端末が存在しています。

保守期間の終了後は、カードリーダーが故障しても修理対応や機器交換がメーカーによっては受けれないことがあるようです。

保証期間終了後の対応は各メーカーに確認してください。

こちらのサイトから確認を(保守期限終了後の対応)

保守期限が来ても顔認証付きカードリーダーは使用できます。

でも保守期限があるなんて知りませんでしたよね

2020年10月に顔認証付きカードリーダーが発売されました。

今後も5~6年で保証期限が到来して、買い替えが必要になるのかもしれません。

では、買い替えを勧められている第2世代(次期)顔認証付きカードリーダーについてご紹介します。

詳しくはこちら
・第2世代(次期)顔認証付きカードリーダーの導入に係る助成金について


第2世代カードリーダーの特徴は?

初期の顔認証付きカードリーダーは5社から発売されましたが、第2世代は3社から発売となります。

キヤノンマーケティングジャパンパナソニック コネクトリコージャパンです

第2世代顔認証付きカードリーダーでは、共通して初期から6つの機能が向上しているようですが、そんなに目新しい機能はないように感じます。

初期ではスマホのマイナ保険証に対応するために外付けのカードリーダーが必要でしたが、そんなにスマホのマイナ保険証を利用されている方を見たことがないです。

特徴として

※キヤノンマーケティングジャパン「Hi-CARA2」

キヤノンマーケティングジャパン「Hi-CARA2」は、1台の資格確認端末に複数台の1台の初期Hi-CARAと第二世代Hi-CARA2を繋ぐことができるようですが

薬局の補助金対象は1台なので、あまり意味がない気もします。

初期同様に取り外しができるので、車椅子の方や足の不自由な方の顔認証には便利だと思います。

※パナソニックコネクト製

パナソニックコネクト製は、顔認証付きカードリーダーに資格確認端末が内蔵されます。

顔認証付きカードリーダー用にレセコンパソコンとは別で端末を設置している薬局では、資格確認端末内蔵タイプのパナソニックコネクト製は場所を取らずに良いのかもしれません。

※リコージャパン「Caora」

こちらは、富士通Japan社製顔認証付きカードリーダーの後続機種となります。

形は様変わりしました。

こちらも複数台のカードリーダーが接続可能で、富士通の初期Caoraと第2世代「Caora 2」を混在して最大4台まで接続できます。

第2世代の顔認証付きカードリーダーになっても、目的はマイナンバーカード(マイナ保険証)を読み取ることなので、正直何も変わり映えが無い気がしますね。

一番の問題は価格と補助金です!


補助金があっても手出しは20万円

今回もカードリーダーの購入に補助金が出るようですが、それでもある程度は手出しが必要になります。

いくらくらい必要なのでしょうか?

※キヤノンマーケティングジャパン「Hi-CARA2」

価格:234,300円(税込)

カードリーダー本体補助:12.1万円を上限に補助(購入価格の24.2万円を上限にその1/2を補助)

資格確認端末:5.0万円を上限に補助(購入価格の15.0万円を上限にその1/3を補助)

つまり必要な費用はおよそ、234,300円×1/2+15.0万円×2/3=217,150円

カードリーダーだけの購入であれば117,150円

注)カードリーダー本体との同時導入でしか資格確認端末の補助金は受けれません。

※パナソニックコネクト製

価格:379,500円(税込)

カードリーダー本体補助:14.6万円を上限に補助(購入価格の35.2 万円を上限にその半額に1/2と1/3を乗じた額の合計額を補助 )

資格確認端末:内臓型のため申請できない。

つまり必要な費用はおよそ、379,500円—146,000円〔(35.2 万円の半額)×1/2+(35.2 万円の半額)×1/3〕=233,500円

本体価格は資格確認端末内蔵型のため「Hi-CARA2」より高いですが、「Hi-CARA2」と資格確認端末の同時購入と比べると、同じくらいの手出しになります。

パナソニックコネクト製は外付けのテンキーがあり、そちらにも補助金があります。

注)カードリーダー本体との同時導入でしかテンキーの補助金は受けれません。

※リコージャパン「Caora」

2026年10月販売予定で価格は発表されていません。

今後発売された際に、補助金の内容が発表されると思います。


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